
(118)明治神宮大会後 選手コメント②

(この取材は12月1日から12月9日、電話にて行われました)
石原勇輝投手(商3=広陵)
――明治神宮大会を振り返っていかがですか。
「最高の形で4年生との試合を終わることができたので本当に良かったと思います。あまり日本一という実感がなかったのですが、祝勝会とかでの周りからの反応などで日本一になったのだなと少しずつ実感しています」
――個人の投球を振り返っていかがですか。
「投げさせてもらえたことに対してはうれしかったです。内容は少しランナーを出してしまったのですが、要所でしっかり締めることができたので良かったと思います」
――走者を出した後は、2三振を奪いました。
「クイックになってからはバランスというのが少し良くなって投げることができたので、そこに関しては修正できたのかなと思っています」
村田賢一投手(商3=春日部共栄)
――神宮大会では2安打を放ちました。
「あまり打てる気はしていなかったのですが、秋打てていなかったので練習はしていました。宗山さんを連れて、打撃練習をしました。宗山は自分が打っている時はあまり真剣に見ていないのですが、たまにパッと見て『村田さん、バット寝ています』とかアドバイスしてくれます。それを直したら打てるようになりました」
――決勝戦では自らウイニングボールをつかみました。
「あの試合は自分の投内練習の真剣さがでました。1年の最後にして、やはりすごいのがくるのだなと思いました。練習をそれだけやってきていたので、ミスする気はしなかったです」
――日本一の瞬間はいかがでしたか。
「正直実感はなかったですね。あ、勝ったみたいな感じでした。六大学だからなのかもしれないですが、勝たなくてはいけない感じがしていましたし、今シーズンが終わって寂しい感じもしました」
――この冬で練習していきたいことを教えてください。
「球速をとにかく上げるだけです。もうそれ以外僕は言うことがないです。コントロールも変化球もまだまだやるべきことはありますが、それ以上に球速が大事です。時間も3、4ヶ月はあるようでないので、真剣にやるしかないです。155キロくらい投げたいです。155キロ投げます」
宗山塁内野手(商2=広陵)
――日本一という目標を達成した今の気持ちはいかがですか。
「正直秋季リーグ戦の優勝時はあまり実感が湧きませんでしたが、明治神宮大会で優勝できた時は本当にうれしかったです。大会中も全国大会で戦う難しさを強く感じていただけに、チームが勝つことができて安心しています」
――大会を通じて、チームとして意識していたことを教えて下さい。
「昨季の全日本選手権ではフィールディングのミスで負けてしまったので、その後はそのようなプレーの質に強いこだわりを持って練習してきました。とにかく細かいプレーを突き詰めていった結果、今大会では失点を少なくすることができたのだと思います」
――来季はどのような成績を残したいですか。
「全てにおいてキャリアハイとなる成績を残したいと考えています。来季は盗塁も増やしたいと考えているので、可能ならば打率5割、本塁打5本、盗塁5個の『トリプルファイブ』を達成したいです」
飯森太慈外野手(政経2=佼成学園)
――日本一になった感想はいかがですか。
「自分はそういうものと縁のない野球人生だったので、日本一を野球人生の中で経験できる日が来たことが信じられなくて今でも実感が湧かないというのが正直なところです」
――今季はリーグ戦含め多くの試合に出場されました。
「それは本当に自信になったので、これを糧にして2年のあの時期だけ試合に出してもらっていたと言われないように、もっと練習して試合に出られるようにしていきたいと思います」
――今季通じて明大の強さはどこにあると感じますか。
「技術的なことをいえば良いピッチャーが多くいて、守りがいいということがあると思いますが、一番強さを感じたのは4年生のパワーというか引っ張る力があって自分たちがのびのびとプレーさせてもらったので4年生の存在が大きかったと思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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