
(112)秋季リーグ戦後インタビュー 鈴木一真

(この取材は11月2日に行われました)
鈴木一真主務(政経4=明大中野八王子)
――今秋のリーグ戦振り返っていかがですか。
「春と変わらず、勝ちへの執着心を出すことができているとベンチから見ていて、感じていました」
――練習でのチームの雰囲気はいかがでしたか。
「夏頃にやろうとしていたことがうまく試合でできずに、勝てない時期がありました。リーグ戦まで残り2週間という時に不安が残る感じで、悪いイメージが頭に浮かんで、歯車がかみ合わなかったです。そういう時期があったのですが、リーグ戦に向けて4年生が引っ張る形で復調していけました。これまで4年間他大に負けないくらいやってきていたのでそれを自信に持って今できる最善のことをやろうとなりました。リーグ戦が始まる時には良い雰囲気になっていました」
――昨年度から主務を務め、今年度生かされている点を教えてください。
「1年間は同じ流れなので、自分が今何をすべきかというのが分かっていたのでそれは生きました。2年目はそれを生かそうというより、違う観点で見ようと考えていました。去年は自分のことでいっぱいいっぱいでしたが、4年生になって周りを見る余裕もできていたのでいろいろなところに目を配ったりしていました。そのことによって準備の余裕ができました」
――日本一の主務についてはどのように考えていますか。
「これまでどれくらいできたかはわかりませんが、自分の中では精一杯やってきたと思っています。それを最後までチームに還元できれば日本一もおのずと近づくと思います」
――主務を2年間務めてきてつらかったことはありましたか。
「特段つらいことはなかったですが、やはり何をしてもうまくいっても褒められる立場ではないです。逆にうまくいかなかったりしたら目立ってしまうのがマネジャーです。あまり褒められるポジションではないからこそのつらさというのはありました」
――どのようにモチベーションを保って活動してきましたか。
「一つ一つ全てがリーグ優勝、日本一につながると考えると、モチベーションにつながってきました」
――同期にはどういった思いがありますか。
「苦楽を共にしてきたからこそ4年生でリーグ優勝できた時はかなりうれしかったですし、みんなが同期で良かったと思います」
――後輩のマネジャーに向けて伝えたいことはありますか。
「より明大野球部を良くしてほしいからこそ、そのまま継承するのではなく、より良いものを突き詰めていってほしいと思っています」
――ありがとうございました。
[中村謙吾]
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