(106)秋季リーグ戦後インタビュー 蒔田稔

2022.11.18

(この取材は11月2日に行われました)

 

蒔田稔投手(商3=九州学院)

――個人として今季を振り返っていかがですか。

 「全然駄目ですね。精神的な面もそうですし、技術的なことも含めて駄目でした」

 

――直球とカーブが主体の投球でした。

 「真っすぐもやはりかかりが悪かったですし、カーブもある程度は決まっていましたが、リーグ戦終盤になるにつれて、フォームとかが崩れてきて、しっかりしたカーブを投げられなかったなという感じはします」

 

――東大3回戦では150キロを計測しました。

 「それもあったのですが、その試合も6回4失点でしたし、打たれているということは何かしらの問題があったと思うので、そこはしっかりつぶしていかないといけないと思っています」

 

――今季で見えた課題を教えてください。

 「メンタルの持っていき方と、球速も150キロは出たのですがやはり球質とかは悪くなっていて、フォーム的にも角度をもっとつけたりだとか、微妙なコントールとかも修正していかないといけないなと思います」

 

――逆に収穫についてはいかがですか。

 「春に比べてうまくいかなかったことが多くて、継続して結果を残すことが難しいということが分かったので、次に向けて努力できる教訓というか、そこを学ばせてもらった、厳しさを味わえたということが収穫だと思います」

 

――マウンド降りてからのベンチでの立ち振る舞いが印象的でした。

 「自分は去年の秋から投げていて、今回に関しては久野(悠斗投手・商1=報徳学園)とかリーグ戦で初めて投げたと思いますし、他にも菱川(一輝投手・文1=花巻東)も投げていて、自分の結果に問わずそういう声かけというのは大事になってくると思いますし、そこでリラックスしてもらって良いピッチングできる可能性が少しでも上がればいいと思うので、そこは意識して自分から声をかけています」

 

――同期や下級生の台頭はどのように感じていますか。

 「村田(賢一投手・商3=春日部共栄)はやはり1失点2失点で抑えて試合を作ってくれるピッチャーですし学ぶところが多いです。久野とかもいきおいで投げていっていて自分も負けていられないという気持ちと、そういう感情が自分をまた強くさせてくれると思っています」

 

――11番を着けるためにはどのようなことが大事になると考えていますか。

 「一番は試合で結果を出すことが大事だと思いますが、試合で良い結果を出すためには私生活の面も明治の野球部では絶対に大事になってくるのでそこも怠らず、試合で良い結果を出せるように私生活からしっかりやっていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[野口優斗]