(102)秋季リーグ戦後インタビュー 西山虎太郎

(この取材は11月15日に行われました)
西山虎太郎外野手(商4=履正社)
――優勝した感想をお願いします。
「明治が最後に勝って優勝ではなくて早慶戦の結果で優勝するかだったのでモチベーションを保つのが、結果が出るまで難しかったです。もし慶大が優勝したら、明治の4年生はもう引退することになるので、どこに向かって頑張ればいいのか分からないと思った時もありました。本当は、マウンドに集まりたかったので、それはできなかったのですが、優勝はとても嬉しかったです」
――優勝できた要因は何だと思いますか。
「やはり春と違い負けたら引退となり、気持ちが落ちやすくなると思うのですが、4年生の気の緩みというのがなかったからかなと思います」
――春秋連覇ということに関してはいかがですか。
「春秋連覇はなかなかできることではないので、本当にすごいことだと思います。ですが、まだ実感があまり湧いていないです(笑)」
――優勝のMVPはどなただと思いますか。
「宗山(塁内野手・商2=広陵)だと思います。立大2回戦の本塁打がなければ、優勝できてないと思います」
――影のMVPはどなただと思いますか。
「山田陸人(内野手・法4=桐光学園)です!後半、試合に出れず、陸人もベンチにずっといることはあまりなかったので、個人的にへこむ部分だったと思うのですが、たくさん声を出してくれました。『絶対大丈夫!』とずっと言ってくれていました」
――立大2回戦では久しぶりのスタメン出場でした。
「あの試合は、自分が1年生の時以来に家族が見にきていて、それまでスタメン出場がなく、出場すら少なかったのですが、見にきてくれた試合で奇跡的にスタメンで出場でき、頑張ろうと思いました。緊張というよりかは、家族に見せてれよかったなと思いました」
――立大2回戦では安打も放ちました。
「チームに貢献できて良かったと思いますし、家族にはいいところを見せることができて良かったかなと思います」
――個人として、ここまでを振り返ってみていかがですか。
「これだけ試合に出場できないことは今までなく、ベンチにいることが多かったので、今までサポートしてきてくれた人たちの気持ちも分かりましたし、春の後半は代打で出場し、結果を残すことができ、秋も準備力という部分がとても身についたかなと思います。神宮大会も準備力を含めて結果を出していきたいと思います」
――ベンチから、たくさんの選手に声を掛けている姿がありました。
「1年生の時からベンチに入っていて、ベンチワークが非常に大事ということが分かっていたので、懐かしいと思いながらやっていました」
――神宮大会に向けて、目標と意気込みをお願いします。
「日本一です!個人としての目標は、打席でフルスイングすることです。頑張ります!」
――ありがとうございました。
[宮本果林]
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