
(99)秋季リーグ戦後インタビュー 直井宏路

(この取材は11月2日に行われました)
直井宏路外野手(商2=桐光学園)
――今季を振り返っていかがでしたか。
「個人的には、春は自分で自分を追い込んで苦しかったので笑顔で楽しくやろうと思っていたのでそこは少し成長できたと思います。チームとしては勝ち点5取って優勝するのがベストだったのですが、(慶大戦で勝ち点を落としたので)そこは少し苦しかったです」
――守備は振り返っていかがでしたか。
「長南さん(佳洋外野手・文4=八戸学院光星)とかにピッチャーがどういうタイプなのか、どういうリードするのか、全て考えてリードだったり一歩目だったりということをかなり意識高くやっていたので春より自信を持ってやれました。」
――春より成長した点はどこですか。
「バッティングは相変わらずまだまだなのですが、少し余裕を持ってやれました。自分のことだけ考えるのではなくて相手がいる、相手の球とかそういうのも考えると楽になったのでそこは結構良かった、成長したかなと思います。全部長南さんに教えてもらって、そしたら良くなりました」
――今一番の課題は何ですか。
「バッティングです。守備は(立大2回戦で)エラーしてしまいましたが、ある程度自信もついてきたので、打てるように、春は首位打者取るという気持ちでやっています。ちゃんとボールに当てることが下手くそなのでしっかりちゃんと当たれば飛んでいくと思うのでミート力が課題です。」
――今季一番印象に残っていることは何ですか。
「慶應戦の第2戦の6回のツーアウト満塁で三振したことです。常に打てなかったイメージですが、この打席は思い入れが強いというか、何とかしたかった打席だったので、あれでちょっとチームの流れが切れた感じだったので、ああいうところで打てるように練習しようという感じです」
――4年生で特にお世話になった方はどなたですか。
「長南さんと山田さん(陸人内野手・法4=桐光学院)です。長南さんは練習も一緒にしましたし、山田さんはお世話になったというか高校から一緒で、あの人がいなかったら絶対やれていないので。技術的にというよりは…言葉で言えないぐらい感謝しています。山田さんは常にふざけているのですが、たまにボソッと言ったりする言葉がやはりそうなんだ、頑張ろうと思わせてくれます。長南さんは野球の知識がすごいので、言う通りにやったら良くなるので本当に魔法のようです」
――勝てるチームである要因はどこにあると思いますか。
「昨年以上にチームが勝ちに向かってすごい執着心がありますし、出てない選手やベンチの人が声出しやサポートがすごくて、雰囲気が本当にいいのでそこかなと思います。山田さんとか蓑尾さん(海斗捕手・文4=日南学園)を中心にすごい活気のあるベンチで、それに乗っかってみんな『よっしゃ』という感じです」
――試合に出続けるために必要なことは何だと思っていますか。
「何かでやはり信頼されていないとだめだと思います。技術的にもそうですし、寮なので普段の生活でどう信頼されるか、ささいなこともしっかり丁寧にやることです。」
――2年間振り返って思い描いた通りにできていますか。
「正直、大学の同級生はみんな甲子園に出ていて、先輩もすごい人がたくさんいたので、こんなに早くから出られるとは思っていなかったです。出られたのでそこは良かったですが、うまくいかないことばかりなので、この失敗を無駄にできないなという感じです」
――明治神宮大会ではどのような活躍をしたいですか。
「それが本当に4年生と最後になるので、お世話になった人に感謝と2年間での成長を見せられるように頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[髙本都]
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