
(98)秋季リーグ戦後インタビュー 飯森太慈

(この取材は11月2日に行われました)
飯森太慈外野手(政経2=佼成学園)
――秋季リーグ戦を振り返っていかがでしたか。
「最初はうまくいっていましたが、試合に慣れ始めてから意識することが増えて、失速してしまい悔しかったです。また悪かった結果を試合中や次の日まで引きずっていた部分があったので切り替えをうまくできるようにしたいと思いました」
――どのような気持ちで試合に臨んでいましたか。
「4年生の最後のリーグ戦で出してもらってふがいないプレーはできないということが一番でした。いいプレーはできなくても、とにかく一生懸命やろうと思っていました」
――リーグ戦は長く感じましたか。
「長かったです。連勝することが多くて試合数は少なかったですが、リーグ戦期間中はいろいろ考えたり、悔しかったりということが多く、長く感じました。リーグ戦終わってほっとしたという気持ちです」
――今季の成績を振り返っていかがですか。
「盗塁でトップクラスの数字を残せたのはよかったと思います。しかしもったいない失敗もあり、悔しかった部分もあります。打率やバントの成功率、出塁率などは一つも満足していないので、もう1回リーグ戦をやりたいくらい悔しいです」
――盗塁は全選手トップとなる9個をマークしました。
「もっとできたと思います。他の選手と比べればよかったかもしれないですが、自分はホームランなどを打てないので他の選手が打つ分、盗塁はもっとしていきたいと思います」
――打撃は振り返っていかがですか。
「村松(開人主将・情コミ4=静岡)さんと宗山(塁内野手・商2=広陵)の間を打つという難しい打順でした。村松さんが初球でアウトになれば球数を稼いで粘ったり、バントのサインもあったので考えることも多く難しかったです」
――将来的にはどのような成績を目指したいですか。
「打率は3割を打ちたいです。盗塁数はずっと一番でいたいというのもありますし、欲を言えばシーズンの盗塁記録を塗り替えられたら嬉しいなと思います」
――リーグ戦を通じて4年生の存在はいかがでしたか。
「4年生がいなければやっていけませんでした。とても優しくて、心が広くて、情熱的な先輩ばかりなのでとても勉強になりました」
――昨季と比べて成長した部分はございますか。
「やはり自信がついたことです。出場機会も多かったですし、神宮でプレーする自信が出てきたと思います。この経験を無駄にしないように冬しっかり練習して来季また試合に出られるように頑張りたいと思います」
――今季のベストプレーはございますか。
「法大1回戦でのセーフティーバントです。あの打席が一番集中できました。あれぐらい打席の中で余裕があれば、良い成績が残るのかなと感じられた打席でした」
――ありがとうございました。
[久和野寛人]
関連記事
RELATED ENTRIES