
(97)秋季リーグ戦後インタビュー 宮田知弥

(この取材は11月8日に電話にて行われました)
宮田知弥内野手(商1=横浜)
――立大戦では慶大戦に続き一塁手での出場でしたが振り返っていかがでしたか。
「無難にこなせて迷惑かからず良かったかなと思います。土日で終わらせて勝ち点も取ることが一番優勝にも近づくということでなんとか2連勝したいと思っていたので、自分としてもやれることはできたと思います」
――チームは春秋連覇を達成しました。優勝について昨季とは感じ方が違いますか。
「春は本当にもう4年生の力というか自分は何もしてないので、ヒットも打てなかったですし、チームに何も貢献してない中、優勝したので本当に先輩すごいなと思っていました。秋は春に比べたら多少はチームに貢献できたのでその分うれしかったです」
――今季で一番印象に残っていることは何ですか。
「慶應の2回戦で先制タイムリーを打ったのが個人的に印象に残っていて、一番嬉しかったです。今シーズン山田さん(陸人内野手・法4=桐光学園)と夜一緒に練習を毎日欠かさずやっていて、それがこの秋少し出たのかなと思います。ポジションも前はサードで一緒だったのですが、またファーストで一緒になって、ずっとついて行ってという感じです」
――個人として今季で良かったところはどのようなことですか。
「(試合に)出る、出ないに関わらずしっかりとした準備が毎週毎試合できて試合に臨めたのが良かったと思います。春は本当に何も分からないままでしたが、秋は多少なり動きや試合の入り方、チームの形が分かってきてできたかなと思います」
――苦労したことはありますか。
「試合でずっとスタメンで出るというのが無くて、立教戦に関しては2試合連続だったので今まで体験したことのない疲れがあり、試合の体力があまりないというのは感じたので大変でした。トレーナーの方にケアしてもらったり、お風呂に長めに入ったり、睡眠はかなりとるようにしました」
――リーグ戦で長打はまだありませんがそれに関してはいかがですか。
「まだ長打は狙って打てるほどでもないので、とにかくいいヒット狙いで間を抜けてくれればいいかなと思っています。この冬もっとしっかりトレーニングしてホームランも狙えるようなバッターになりたいと思っています」
――大学1年目を振り返って、入学前に思い描いていた通りにできていますか。
「思い描いていた以上になりました。入った頃は1年目は何も通用しないと思っていて、レベルも高かったですし、見て学ぼうというのは多かったですが、実際に一緒にやらせてもらうことができたので自分にとって自信になり、本当に成長できた1年かなと思います。野球人生で一番成長しました」
――4年生とまだ試合ができます。どのようなことを吸収したいですか。
「本当に優勝できるかどうかわからない状態、他力本願の週間でした。そんな中でも練習で士気が落ちることなくやっていたのが本当にすごいなと思いました。本当に尊敬できる4年生なので最後まで自分の身になるように少しでも見ていけたらいいなと思っています」
――4年生になったらどのような4年生でありたいですか。
「山田さんみたいな4年生になりたいです。本当にいろいろ教えてくれますし、一番は自分が結果が出てない時でも本当にチームのために何ができるかを考えて、自分が落ちている姿とかは一切見せないので本当にすごいなと思います」
――明治神宮大会に向けての意気込みをお願いします。
「自分の出番が来たら自分にできることをしっかり出せるように今から準備して、4年生と笑って終われるように頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[髙本都]
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