(93)慶大戦 選手コメント②/東京六大学秋季リーグ戦

2022.10.28

(この取材は10月19日~28日、電話にて行われました)

 

蒔田稔投手(商3=九州学院)

――慶大とのカードを振り返っていかがですか。

 「大事なところで粘れませんでした。(3回戦については)全部捉えられたというか、初回スリーランを打たれたのが全てだったかなと思います」

 

――立大戦への意気込みをお願いします。

 「出番が回ってきたときには100パーセントの力を出せるように調整したいです」

 

上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)

――ガッツポーズなど普段よりも感情を出してプレーしていた印象です。

 「本当に優勝したかったので、その気持ちが出たかなという感じです」

 

――3戦目では逆方向にも打球が伸びていました。

 「ずっとやってきたことなので、立教戦でどんな結果が出るかは分からないですが、逆方向にも打てるということが少し自信にはなりました」

 

宗山塁内野手(商2=広陵)

――慶大戦は惜しくも負け越しとなりました。

 「試合のチーム全体として要所で守り切れず、また好機での安打が出ませんでした。一方で慶大は本当に勝負強いチームで、今カードも効果的な安打を集められてしまいました」

 

――1回戦では第4打席に今季3本目となる本塁打を放ちました。

 「あの本塁打は打った瞬間、入ったという感覚がありました。試合展開としても点差を縮める反撃の一発となったので、良い本塁打が打てました。大学の4年間で20本ほど打つことができたら良いなと思います」

 

宮田知弥内野手(商1=横浜)

――リーグ戦初スタメンで先制の適時打を放ちました。

 「かなり球数を投げさせたのでだんだんボールも見えてきて最後は打てる気がしました。打った瞬間、ヒットと分かったので、これはもらったなと思いました。ベンチを見てもみんなこっちを向いて喜んでくれていたので嬉しかったです」

 

――6回表には好守備もありました。 

 「バットが折れたのは分かったのですが、もうボールしか見ていなかったので、なんとか久野(悠斗投手・商1=報徳学園)が打ち取った打球をアウトにしようと取りに行きました。ファーストはやったことがなかったのですが、困ったらセカンドの村松さん(開人主将・情コミ4=静岡)を見てポジションを聞きました。(飛んでくる打球の)スピード感が大学で上がっているので本当に1回気が緩んだらもう間に合わないので、集中しないといけないと感じました」

 

――山田陸人内野手(法4=桐光学園)によく声をかけられていたように思います。

 「守備に就く前は『次のバッターこうだからこういうのあるぞ』とか『バントあるよ』とか『落ち着いていけよ』、『困ったら俺見ろよ』みたいなことを言ってもらいました。ポジションも一緒なので喋ることが多いですし、本当にチーム中心の選手でやる時はスイッチ入れるのですごいです。もう本当に心の支えというか、山田さんがいなかったら多分何もできていないので、試合出ている姿とかは憧れです。自分が打てなくても落ちないというかチームのために動いているのでかっこいいです」

 

久野悠斗投手(商1=報徳学園)

――慶大2回戦の投球を振り返っていかがでしたか。

 「初回、自分の投球から試合の流れをつくることのできる場面だったので、とにかく初回から全力で投げようと思い投げた結果が三者連続三振となり、理想的な初回になりました。初回以降も、調子良く自分のペースでどんどん投げ込めていけたのが、過去1、2を争うような(良い)投球ができた要因だと思います」

 

――強力である慶大打線にプレッシャーはありましたか。

 「全員が主軸を打てるくらいの強力な打線とは知っていましたが、緊張はありませんでした。むしろそのような打線に投げられる、対戦できるということが投手をやっていてうれしいことの一つなので、強力打線だからこそ余計に楽しむことができました」

 

――慶大の先発が外丸投手でしたが1年生どうしの投げ合いということで意識はしましたか。

 「とても意識をしていました。外丸選手は春のリーグ戦から投げていて、とてもすごいと思って見ていたし尊敬する部分しかないので、だからこそ負けていられないという気持ちが自分の中にありました。自分にとって刺激になる選手です」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]