
(84)法大戦 選手コメント②/東京六大学秋季リーグ戦

(この取材は10月4日~10月9日、電話にて行われました)
村田賢一投手(商3=春日部共栄)
――法大2回戦の投球を振り返っていかがですか。
「ここ3試合では一番調子が良かったのでいい感じでいけたと思っています。いつもよりストレートが走っている感じがして、その点が良かったです」
――蒔田稔投手(商3=九州学院)や石原勇輝投手(商3=広陵)など、同期が好投していることに関してはいかがですか。
「とてもいいと思います。3年生がやっていかないといけない気持ちもあるので、それがしっかりとできていていいなと思います」
蒔田投手
――法大1回戦では今季初完投でした。
「あまり状態は良くなかったのですが、真っすぐで押しつつ要所で変化球を決めることができたので良かったと思います」
――慶大で警戒している選手はいらっしゃいますか。
「やはり萩尾選手(慶大)は同じ熊本出身で高校時代も対戦があって、春は結構打たれている印象があるので、そこで抑えて、萩尾選手の前にランナーを置かないことであったり、萩尾選手を打たせないようにすれば勝利が近づくと思うので、そこは気を引き締めていきたいです」
――次戦への意気込みをお願いします。
「1戦目で投げると思うので、先勝したら2戦目も優位に進められると思うので絶対勝ち切って流れを持っていけるように頑張ります」
石原投手
――法大2回戦の投球を振り返っていかがですか。
「少しできすぎなところがあるので怖い気持ちもあります。初めは少しマウンドに適応できなくてボールが高くなってしまったのですが、その次の回から修正できたので修正能力が上がったかなと思い、修正能力が良かったと思います(良かった球種は)生命線がカーブなのでカーブでストライクが取れれば自分的にも余裕ができるので、カーブが良かったかなと思います」
――蓑尾海斗捕手(文4=日南学園)とはどのような話をされていましたか。
「『この回、点を取っているから別に逆転されてもお前のせいじゃないから俺のミットめがけて全力でしっかり投げてこい』というのは言われていました」
――慶大の印象はいかがですか。
「投打共にレベルが高くて六大でもトップレベルだと思います。自分は少し慶應に嫌な思い出というかリベンジしないといけないという思いがあるので、強いですが頑張りたいです」
上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)
――これで勝ち点3、優勝も見えてくる位置になりましたがいかがですか。
「まだ優勝が決まったわけではないので、次もう一回勝ち点を取れるように自分らがしっかりやりたいなと感じています」
――前半3カードを通して振り返っていかがですか。
「結構あっという間に3カード終わってしまったなという感じで、それよりも優勝できなかったらあと2カードで4年生と試合することはもうできなくなってしまうので、あと2カードをしっかり大切に戦っていけたらなと思います」
――後半戦の目標を教えてください。
「1、2、3番が良い打者という分、走者を返さなくてはいけない場面で回ってくると思うので、チームに打点が欲しい時にしっかりと走者を返せるように、欲を言えば本塁打と打率ももう少し上げていけたらいいなと思います」
宗山塁内野手(商2=広陵)
――法大戦での勝因を教えてください。
「チーム全体として守備が安定していたのが大きいです。練習から当たり前のプレーを疎かにせずに取り組むことができているので、その積み重ねが結果になったのだと思います」
――1戦目は早いカウントでスイングする場面が目立ちました。
「今季は相手バッテリーも簡単にストライクを取りに来ないことが多いと感じています。その中で1戦目は尾﨑投手(法大)の直球に狙いを定めていたので、そのボールを積極的に打ちにいきました。しかし自分のスイングの形としては良くなかったと思うので、練習で自分の課題を修正しようと考えています」
直井宏路外野手(商2=桐光学園)
――法大1回戦の3打席目は初球内野安打で出塁しました。
「あれはバントする気はあまりなかったのですが、サードの海﨑選手(法大)が結構後ろにいたのでやってみても面白いかなと思い、やってみました。太慈(飯森太慈外野手・政経2=佼成学園)と自分は小技だったり相手に嫌なことをするのが役割なので、綺麗なヒットではないですが良かったなと思います」
――法大戦では得点に絡むことが多かったように思います。
「早稲田の2戦目からちょっときっかけをつかめたので、自分の中でいいリズムというか余裕が生まれてきて、いい方向に進んでいます。技術的にも体力的にも春より成長できている、なんでこうなっているかというのが結構分かってきているので。ただ状態がいいというよりかは、長南(佳洋外野手・文4=八戸学院光星)さんとかに打撃を教えてもらってこのぐらいできているのかなという感じです」
――意気込みをお願いします。
「慶應は打撃が良いイメージなので、少ないチャンスでいかに点を取って粘り強く守れるかだと思います。とにかく勝てるように、迷ったら前、苦しかったら前、辛かったら前という感じで頑張りたいと思います。差を埋めるのは気持ちです」
飯森外野手
――法大1回戦では決勝点となるセーフティーバントを成功させました。
「これだけスタメンで全試合出さしてもらっていて1試合くらい自分が活躍して勝ちたいと思っていたので、それができてよかったです」
――次戦の慶大戦に向けてどのような調整をしたいですか。
「結構体が疲れてきているということはトレーナーにも言われているので、しっかり元の状態に戻すということと、崩れたバッティングフォームをしっかり修正して、そしてバントの練習もして万全の状態で迎えたいと思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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