(83)法大戦 選手コメント①/東京六大学秋季リーグ戦

(この取材は10月4日~10月12日、電話にて行われました)
村松開人主将(情コミ4=静岡)
――法大戦の勝因は何だと思いますか。
「少ないチャンスをモノにして、自分たちの野球ができたことだと思います。でもそれ以上に、自分たちがやりやすいようにサポートしてくれた(メンバー外の)人たちのおかげかなと思っています。自分らが何不自由なく試合に集中できるようにやってくれて、リーグ戦を通して本当にどんどんいいチームになっているのを感じています」
――2回戦は法大の先発が篠木投手でしたが、速球投手を相手に得点を重ねられた要因は何でしょうか。
「今年の秋はそういう速いボールに振り負けないようにバット振ろうということをキャンプで話していました。みんなその通りにしっかりバットを振れて対応できていましたし、今までの積み重ねがしっかりこういうところで発揮できたと思います」
――ここまで明大は無敗です。今のチームの良いところを教えてください。
「雰囲気です。誰が打ったから、誰が抑えているから雰囲気がいいとかではなくて、それも雰囲気あってのプレーだと思います。そういう結果が出ることも大事ですが、やはり1人が頑張っていても駄目ですし、束になって一体感を持って掛かっていくということがチーム全体の勢いにもつながるので、そういう雰囲気は試合を重ねるごとにどんどん良くなっていると思います」
蓑尾海斗捕手(文4=日南学園)
――法大1回戦で接戦をモノにした要因はなんでしょうか。
「蒔田(稔投手・商3=九州学院)も去年の敗戦があってから、1球の、最後のコントロールなどを徹底して投球の練習をしてきました。接戦をモノにするという形が今年は多くなっているので、バッテリーとしてとても良いことだと思います」
――法大2回戦では猛打賞でした。
「今季は全然打てていなかったのですが、過去を振り返った時に打席の準備ではなくて試合前の準備が足りないなと思いました。打てている時期のことを全部やったのと、試合前の練習でOBの方からアドバイスをいただいたので、自信を持って打席に立てたことが結果的に3安打につながりました(打てていた時期にやっていたことのうち)今年の春は靴箱の掃除しかやっていなくて、しっかり振り返ったらそういうこともやらなければいけないと思って、それをやったら自信を持って打席に入れました。調子はそこまで悪くないので、最終的にそういうところが大事だと思って、少し時間をかけてやりました」
――慶大戦への意気込みをお願いします。
「優勝するためにもこのカードが一番大事になってくるので、ここで勝てるように自分がしっかり中心となって、勝ち点を取れるようにがむしゃらにやっていきたいと思います」
山田陸人内野手(法4=桐光学園)
――法大戦を振り返っていかがですか。
「みんなが一つになって勝ち切れたと思います。チームとしても(打者が)簡単に終わるのではなく、球数を多く投げさせてボディーブローを入れていこうという感じでやっていて、その結果としてああいった形になったのでみんなが一生懸命やっている成果が出たと思います」
――法大2回戦は大勝でした。
「春から言っているのですが、普通に勝つだけではなくて、圧倒して勝つということをテーマにしてやっているので、それを言い続けてきて形になっているのはいいことだと思います」
――法大2回戦では今季初の本塁打を放ちました。
「スライダーかカットボールを狙っていこうと思っていた中で、ちょうどそのボールがきたので打てたという感じです」
中村奎太外野手(国際4=日大三)
――法大1回戦は1点差の試合でした。緊張感はございましたか。
「はい。ありました。やはり点数が開かなければ開かないほど、緊迫した場面が攻撃でも守備でもとても出ると思うので、その点においてはとても慎重になり、一つ一つのプレーを大事にやりました」
――法大2回戦を振り返っていかがでしたか。
「みんながつないでつないでという気持ちがあったので、あのような展開になったと思います。野手がしっかりとつないで、投手がしっかり抑えるという良い流れで、明治の流れで、試合を進められたのではないかと思います」
――慶大戦への意気込みをお願いします。
「今まで3カードで勝ち点が取れているので、この雰囲気のまま流れをつくって、つなげて、慶大戦の一戦一戦をしっかりと戦っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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