(73)早大戦 選手コメント①/東京六大学秋季リーグ戦

2022.09.30

村松開人主将(情コミ4=静岡)

――早大2回戦は4出塁の活躍でした。

 「自分の仕事は出塁することだと思っているので、派手なプレーはできないですが、そういったチームに勢いを与えるという点では、しっかりできたと思います」

 

――追い込まれてからの四球が多い印象です。追い込まれてから打席ではどのようなことを意識していますか。

 「常に冷静でいることを考えてやるのと『自分は三振しないよ』というマインドでやっています。それが結果的に四球を選ぶことになっていると思います。(三振しないのは)今までの実績と感覚ですかね。ですが、三振を怖がっていたら終わりということも勝手に思っています」

 

――ここまで4割7分6厘で首位打者ですが、この数字に関してはいかがですか。

 「正直あまり気にしていないです。タイトルは取りたいと思っていますが、やはり優勝などチーム全体の結果があってのタイトルだと思うので、まずはチームのために何ができるかを常に意識しています。特に自分はキャプテンなので、そういったところを意識しないといけないと思うので、考えてチームプレーができればいいと思います」

 

蓑尾海斗捕手(文4=日南学園)

――早大1回戦での適時打を振り返っていかがですか。

 「相手が終盤チャンスをつくっていて押されている展開でしたが、村田(賢一投手・商3=春日部共栄)が踏ん張ってくれていました。こうした展開の時はダメ押しが入るとネクストの段階で想像していたら、(田中武宏)監督に『頼むぞ』と言われました。自分はいつもチャンスでは初球を狙うと決めているので、その初球を捉えられてよかったです。気持ちで持っていきました。少し詰まり気味でしたが、気持ちで抜けてくれました」

 

――早大2回戦を振り返っていかがですか。

 「結果的には大勝で終われてよかったですが、自分は(昨年度の)秋の印象が強くて、想像したくないですが頭には残っています。しかし、相手の投手も今季抑えをやっていて中盤以降に集中力が切れるなと思っていました。逆転した5回にやはり緩んできて、みんなでこの回絶対取るという流れになったので、逆転できてよかったです」

 

山田陸人内野手(法4=桐光学園)

――初戦は順延でしたがどのような調整をされましたか。

 「体幹系のトレーニングをやりました。ボディーバランスが悪くなってくると(体が)ぶれてしまうのでずっと走って調整していました」

 

――課題とされていた犠打も手堅く決めました。

 「あまりそこに関しては(細かく)神経を使わないようにしようという話になって『決めればいい』という楽な気持ちでいきました」

 

――法大の印象はいかがですか。

 「法政は乗らせると厄介な印象です。自分たちがいかに粘り強くやっていけるかどうかにかかっていると思います」

 

髙山陽成投手(文4=作新学院)

――リーグ戦で初の勝利投手になりましたがいかがですか。

 「素直に本当にうれしくて、やっと一つ勝てたなという本当にうれしさしかなかったです」

 

――早大2回戦で3回無失点でしたが、良い投球ができた要因はありますか。

 「春からずっと考えていたのですが、後悔しないように投げようと思い、投げていたので、それが一番かなと思います。春で打たれ始めてから、どのような気持ちでマウンド上がったらいいのだろうと考えた時に、やはりマウンドでこうしておけば良かったな、もっとしっかり投げておけば良かったなというふうに後悔することは一番嫌なので、全力でやろうと割り切った気持ちになった方がいいという考えになりました。そこから少しずつ良くなりました」

 

――適時三塁打を放ちましたが、打った瞬間の気持ちはいかがでしたか。

 「自分でもびっくりでした。あんなに神宮を駆け回ることがなかったので、すごくうれしかったです」

 

中村奎太外野手(国際4=日大三) 

――早大戦を振り返っていかがですか。

 「チームとしては1戦目はなかなか点が取れない中で粘り強く勝つことができて、2戦目は大量得点を取れて、みんなが(それぞれ)やるべきことをできていたのでとても良かったなと思います。個人としては(1戦目)代打で出て自分も少しびっくりしたのですが結果を出すことができて良かったなと思っています。2戦目は守備の面でも打撃の面でも少しは貢献できたと思います」 

 

――1戦目は打席の途中での代打でした。 

 「アクシデントのような形だったので自分も少しびっくりしていたのですが、(田中)監督に『すぐ準備するように』と言われてバットは振っていて、できるだけの準備をしていこうと思っていました。(打席に)入ってみて伊藤樹(早大)がとてもいいピッチャーということは分かっていたのでとにかく振り負けないように頑張ろうと思っていました」

 

――2戦目は守備でも好プレーがありましたが、それについてはいかがですか。 

 「(プレーの)根拠というものはあまりないのですが1アウトを取った後だったのとピッチャーも1年生の久野(悠斗投手・商1=報徳学園)だったので何としても取ってやりたいという思いがありました。アドレナリンも出ていてフェンスに近くてもあまり怖いというのがなかったので、思い切ってプレーすることができたかなと思っています」

 

日置航外野手(商4=日大三)

――1回戦では決勝の犠飛を打ちました。

 「宗山(塁内野手・商2=広陵)と上田希由翔(内野手・国際3=愛産大三河)が非常にいい形でつないでくれたのでなんとか1点取れるように打席に立って、結果として1点取れたので良かったです」

 

――ケガの状況はいかがでしょうか。

 「顎を骨折はしているのですが、気持ちはチームと同じく優勝に向かっているので、頼もしい外野手が他にもいっぱいいるので今は託すしかないですね」

 

――次戦への意気込みをお願いします。

 「活躍する選手がどんどん出て、明治らしい野球で、まずは法政戦に全力で勝ってもらいたいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]