
(72)法大戦事前インタビュー③ 篠木健太郎投手、塙雄裕投手

(この取材は9月6日に行われました)
篠木健太郎投手
――昨季を振り返っていかがでしたか。
「チームとして、優勝することができず悔しかったです。個人としても、思うように投げられる試合が少なかったので悔しい結果でした。試合によって調子の波が激しく、試合をつくるための投球ができずチームに迷惑をかけてしまったということが課題だと思います」
――昨季での収穫はございましたか。
「2年生の春から先発をやらせてもらえて、経験という面では非常に多くの場面を経験できたということが良かったと思います」
――昨季の中で印象に残っている試合はございますか。
「明大との4連戦です。4試合中3試合投げましたが、野球をやってきた中で一番体が疲れて、自分の思うように投げられなかったので印象に残っています」
――今季の明大の印象はいかがですか。
「チームとしても力があって、終盤の粘りや勝ちに対する貪欲さ、執念をとても春のシーズンを通して感じたので手ごわいと思っています」
――明大の中で警戒している選手はいらっしゃいますか。
「宗山(塁内野手・商3=広陵)選手と上田希由翔(内野手・国際3=愛産大三河)選手です。大学日本代表でチームメートになり、仲良くさせてもらったので、また春とは違った対戦の楽しみ方もありますが、やはり明大打線の軸だと思うので警戒しています」
――夏の練習を通して成長したことはございますか。
「自分は誰から見ても、直球しかないと思うのでそのキレを1段階上げられるように、直球にこだわって練習しました」
――大学日本代表を経験されましたが、どのような経験になりましたか。
「2年生から国際大会の場を経験させてもらうという貴重な経験をできたので、宗山選手と一緒に六大学野球を盛り上げていける存在になっていきたいと思いました」
――今季の個人の目標を教えてください。
「今季は抑えで投げることになりますが、しっかりチームを勝たせ切れるような投球をしたいです。タイトルとしては最優秀防御率を目標にやりたいです」
――今季のチームの目標をお願いします。
「明大を倒して日本一になります」
――ありがとうございました。
塙雄裕投手
――昨季を振り返っていかがでしたか。
「春季リーグ戦は、チームとしていい成績が残せなかったので、秋は優勝したいです。個人としても、あまりいい成績を残すことができなかったので、秋は緊迫した場面でも点を取られないように頑張ります」
――昨季で印象に残っている試合はございますか。
「慶大戦です。3戦とも最後まで1点差を争う試合が続いたので、心身共に疲れました。明大との4連戦も1点差、2点差の勝負が続く中で、中継ぎも先発もやったので印象に残っています」
――夏の練習は何を重点的に取り組まれましたか。
「自分は中継ぎが主なので、夏はしっかり投げ込んで、何試合投げても疲れないことを意識してやりました。キャンプでも毎日投げ込んで、投げ込んだ後も走るなどして、リーグ戦同様に疲れた状態のまま投げる練習をしました」
――夏の練習を通して成長したことはございますか。
「夏を通して連投することを集中してできたと思います。春季リーグ戦では、後半になるにつれて疲れてしまい、球威が落ちたり制球ミスがあったので今季はなくしたいです」
――春季リーグ戦を通して明大の印象はいかがですか。
「打てて、守れて、走れるのでとても厄介な相手だと感じました」
――明大の中で警戒している選手はいらっしゃいますか。
「投手の蒔田(稔投手・商3=九州学院)選手です。とてもいい投手で、こちらもなかなか点が入らないことが多いと思うので、その分自分たち投手がしっかりしなければいけないと思っています。打者は宗山選手です。打率を残していて、良いところでしっかり打ってくる打者なのでとても投げづらいです」
――今季の目標を教えてください。
「中継ぎとして防御率にこだわって、しっかりと抑えたいです。チームとしてはリーグ優勝です。優勝もらいます」
――ありがとうございました。
[佐藤あい]
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