(69)東大戦 選手コメント②/東京六大学秋季リーグ戦

2022.09.23

(この取材は9月16日~9月21日、電話にて行われました)

 

村田賢一投手(商3=春日部共栄)

――開幕投手の緊張はありましたか。

 「開会式もあって少しいつもと違う雰囲気はあったと思います。最初の打者に安打を打たれていたら慌てたかもしれないですが、ショートゴロで抑えることができ、気持ち的には落ち着くことができました」

 

――東大1回戦の投球振り返っていかがでしたか。

 「2回まではテンポ良く抑えられていたのですが、3回に崩れてしまいました。調子は悪かったのですが、それ以上に東大の打撃陣が素晴らしかったのでまだまだ自分に甘いところがあると思いました」

 

蒔田稔投手(商3=九州学院)

――2登板含めて修正点はございますか。

 「細かいコントロールと変化球の精度が良くなかったのでそこの2点ですね」

 

――3戦目には150キロを計測されました。

 「目標にしていた数字なのでそこは素直に嬉しい気持ちと、やはり野球は球速ではなくて相手を変化球とか直球でどう崩していくかで、球速以外の面も重要だと思いました」

 

――昨季と比べて状態はいかかですか。

 「球速は速くなっていますが、昨季の方が慎重に投球できていたのが東大戦ではできなかったので、そこが課題で昨季の慎重に投げられた部分を取り戻せたらそれ以上の結果が出てくると思いました」

 

石原勇輝投手(商3=広陵) 

――東大3連戦を振り返っていかがですか。 

 「この3年間の中で(最も)まともに投げられた試合だったので、非常に楽しく投げさせてもらった3戦でした。チームとしては初戦はみんな緊張していて硬い感じで引き分けてしまったのですが、まだ自分たちの実力が出せていないということで、2戦目以降からはみんなで楽しくやろうという話をしてできたので、初戦の引き分けはあまり引きずらずにできたかなと思います」 

 

――ここまで5回を投げて奪三振6と三振が投球回を上回っていることについてはいかがですか。 

 「真っすぐで押すタイプだと思っているので、三振にはかなりこだわっていて、ストレートが走っている結果かなと思っていて良かったかなと思います」 

 

――早大戦への意気込みをお願いします。 

 「東大戦に引き続いてチームが勝てるように自分の役割をしっかりやっていきます」

 

上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)

――春季リーグ戦での二塁守備はかなり急造だったのことでしたが、三塁守備はどのように練習しましたか。

 「三塁も二塁もこの夏は徐々に練習していくという感じで、一塁はほとんど守らずに練習をしていたので、それなりにいい準備はできていたと思います」

 

――3戦目の本塁打については振り返っていかがですか。

 「良い感じに、はまって打てたという感じです。狙うというよりも、しっかりとスイングをしようと思って打席に入っていました」

 

――走者がいる状況で確実に打てている印象ですが、走者がいた方が打ちやすいという感覚などはございますか。

 「走者がいた方が集中する、しなくてはいけないという状況になるので、勝手に集中した打席を迎えられているのかなと思います」

 

藤江星河投手(政経2=大阪桐蔭)

――東大2回戦での投球を振り返っていかがですか。

 「1年ぶりの神宮球場のマウンドで緊張していて、自分の実力を出すことができなかったです。変化球でカウントを取って、良いリズムとテンポで投げることが自分の持ち味ですが、それができず自分を苦しめてしまいました」

 

――1年ぶりに神宮球場のマウンドに立っていかがでしたか。

 「お客さんが入っている中で投げるのも本当に久しぶりで、とても緊張しました。1年ぶりの最初の登板がこのような形になってしまい、出だしは悪かったですが、これから投げる機会があれば前回よりも良い投球をしたいです」

 

――早大戦ではどのような投球をしたいと考えていますか。

 「自分の持ち味であるリズムとテンポをつくって、守備で流れを持ってきて、打者陣につなげたいと思っています。東大戦ではふがいない投球をしてしまい、チームに迷惑をかけてしまったので、早大戦で投げる機会があれば、勝ちにこだわってチームのための投球をしたいです」

 

飯森太慈外野手(政経2=佼成学園)

――開幕戦でリーグ戦初スタメン出場を果たしました。

 「初めてスタメン出場をすることができたのですが、とても緊張しました。神宮球場でプレーするのは難しく、思い通りにいかないことが多かったです。また、3連戦を戦って普段よりも強い疲労感を感じたので、試合以外の時間の過ごし方を見直してみようと思います」

 

――打撃好調の要因を教えてください。

 「キャンプ期間ではしっかりとバットを振り込むことで、自信をつけることができました。さらには明大OBの広澤克実さん(昭60文卒)から打撃指導をしていただき、打撃の知識を身につけることができたのも大きいです」

 

宗山塁内野手(商2=広陵)

――1回戦の第1打席で今季初安打を記録しました。

 「井澤投手(東大)の緩い変化球に苦戦しましたが、追い込まれた状況から対応することができました」

 

――走者を塁に置いた場面での打席が多くありましたが、意識されていることはございますか。

 「自分一人で走者を返すというよりは、打線のつながりを意識しています。走者は常に先の塁を狙う意識を持てば良いと思います」

 

――早大戦に向けてどのような取り組みをされていますか。

 「勢いのある相手だと思うので警戒しています。早大から勝ち点を獲得することができると他チームの状況からしても優位に立てると思うので、普段通りの試合をして勝利したいです。練習では、東大戦で出た課題の修正や制球力の高い早大の投手陣を想定した練習を行っています」

 

千田光一郎外野手(商1=東海大菅生)

――初打席で初安打を放ちました。

 「日置さん(航外野手・商4=日大三高)に積極的に行けよと言われており、振っていけたので初ヒットが生まれたかなと思います」

 

――盗塁を決めるなど、好走塁が印象的でした。走塁で意識していることはありますか。

 「高校の時から相手のスキをついた走塁をやってきて、それは大学でも変わらず常に意識していたので、リーグ戦でもできてよかったです。また、脚の速さも少しはあると思うのですが、高校の時に鍛えてきた判断力をプレーに出すことができたので、それは自分の持ち味でもあるので良かったです」

 

――早大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「まずはチームが勝つことが一番だと思うので、しっかりと調整していきながら自分のベストパフォーマンスが出せるように頑張っていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]