
(65)東大戦事前インタビュー① 松岡泰希主将、中井徹哉内野手

(この取材は8月25日にオンラインにて行われました)
松岡泰希主将
――春季リーグ戦を振り返っていかがですか。
「結局10敗してしまったので、非常に悔しいシーズンになりました」
――その中でも早大戦では2引き分けでした。
「そこで勝ち切れなかったという弱さが出てしまったかなと思います」
――今年度のチームとこれまでのチームの違いはございますか。
「違うかは分かりませんが、主軸となる選手が昨年から残っているので、経験は結構あるのではと思います。それに加えて今年台頭してきた選手も多いので、そういう選手がラッキーボーイ的な存在になってくれたらいい形で回っていくと思います」
――昨季の個人の結果を振り返っていかがですか。
「打率が1割8厘という結果になってしまって、僕が打てなくてチームを負けさせてしまった部分があるので非常に申し訳ないなというのが一番です。秋はなんとか打てるようにと思っています」
――この夏に取り組んだことをお聞かせください。
「個人としては、打撃フォームを大きく変えて、新しいフォームにチャレンジしました。バットが寝てしまっていたので、立てるような意識で上からの意識を持ちながらボールを長く見られるようにと意識しています。チームとしては勝負どころで弱いという課題があったので、プレッシャーがかかる場面を想定した練習を多くやりました」
――投手をリードする時に意識していることはなんでしょうか。
「ピッチャーのその日の調子を見て一番良い球、悪い球を確認して、何を主軸に投げようかなということをまず考えるのですが、基本的にバッターの弱い所とか、投げれば相手を打ち取れるということを主軸で考えています」
――打線のキーマンを教えてください。
「下級生の別府(洸太朗外野手)や梅林(浩大外野手)はいい感じで上がってきているので、彼らが僕や宮﨑(湧外野手)や去年から出ている選手たちと相まって打線がつながればいいかなと思っています」
――今季の課題はなんでしょうか。
「結局打てないというのが僕の一番の課題なのですが、そこをなんとか勝負どころで1本出せるように頑張ります」
――明大の印象をお聞かせください。
「明大と慶大はチームで徹底した攻撃をしてくるので難しいなと思います。スキを見つけたいなと思っているのですが、いいチームなので頑張りたいと思います」
――明大で警戒する選手はどの選手ですか。
「宗山選手(塁内野手・商2=広陵)が一番いいバッターだと思うので、なんとか彼を抑えて打線を分断させたいなと思います」
――今季の目標をお聞かせください。
「最下位脱出が目標です」
――ありがとうございました。
中井徹哉内野手
――春季リーグ戦を振り返っていかがですか。
「春のシーズンはチームとして1勝もできなくて、個人としても思ったような成績が残せなかったので、悔いが残るシーズンでした」
――その中で早大戦は2引き分けでした。
「引き分けはあったのですが、結局勝ち切れる試合ではあったと思うので、勝ち切れなかったところで強くなる必要があるなと思いました」
――今年度のチームと今までのチームで違いは感じますか。
「今までよりも学生コーチが選手の評価にこだわっていて、そのときに調子の良い選手を使おうとしていることを感じます」
――昨季の個人としての結果を振り返っていかがですか。
「個人としてはもちろん納得いくものではなく、あまりいい結果を残せなかったのですが、いい当たりが自分の中では結構出たと思うので、あとはそれがヒットになるようにパワーとかをつけようと思ってこの夏取り組んできました」
――今季のキーマンを教えてください。
「投手はやはり井澤(駿介投手)ですかね。うちのエースなので。打者は松岡泰希だと思います。結構松岡のところでチャンスが回ってくるなというイメージがあって、そこでキャプテンが1本出せるか出せないかで試合が大きく変わると思います」
――ご自身の強みはなんだと考えていますか。
「自分の持ち味は神宮とかの舞台に立っても出せる力が変わらないところだと思います。むしろ(試合に)出た時の方が練習でできることがしっかりできます。やはり勝ちを意識してしまうとみんなは緊張してしまうことがありますが、僕は緊張しないので、しっかりプレーできるところが強みだと思います」
――明大の印象をお聞かせください。
「明大は僕は一番手ごわいと思っていて、選手の力も強いのに手堅く野球をしてくるので、付け入るスキがないように感じています」
――今季の目標はなんでしょうか。
「チームとしてはもちろん最下位脱出が目標で、個人としてはホームランです」
――意気込みをお聞かせください。
「神宮でできる最後の機会なので、精一杯楽しんで僕らしく駆け抜けたいと思います」
――ありがとうございました。
[西田舞衣子]
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