(62)秋季リーグ開幕前インタビュー 蓑尾海斗

2022.09.09

(この取材は8月24日に行われました)

 

蓑尾海斗捕手(文4=日南学園)

――ラストシーズンが始まりますがいかがですか。

 「春、この代で優勝できたので、秋ももう一度優勝して日本一になりたいという気持ちがあります」

 

――6月には大学日本代表選考合宿に参加されましたが、刺激を受けた選手はいますか。

 「キャッチャーでは上武大の進藤君(勇也捕手)の能力が高くて、1学年下でしたが打撃や守備で質問させてもらいましたね。一緒に温泉やご飯に行きました。すごく食べますよ(笑)。合宿では(ほかの捕手と自分との間に)あまり大きな差は開いていないと感じましたが、打撃だったり肩の強さだったり安定性だったりに一つ一つ差があるなと感じたので、細かいところまで技術を上げていかないとと思いました」

 

――リーグ戦に向けての課題はありますか。

 「代表合宿で課題が明確になりました。やはり打撃で、打てるキャッチャーは魅力的だと思うので、もっと打てるように頑張ります」

 

――今のチームの雰囲気はいかがですか。

 「全日本選手権で負けてから落ち込む時期もありましたが、秋に向けてオープン戦が始まってからみんなが実感してきて、自分のやるべきことを分かっているなという感じがあります」

 

――副将としてチームづくりにおいてどのようなことを心がけていますか。

 「チームのことに関しては村松(開人主将・情コミ4=静岡)や陸人(山田内野手・法4=桐光学園)が動いてくれるので、自分はチームの雰囲気づくりや試合に持っていく流れの中でのモチベーションを上げることを意識してやっています。特に下級生とは積極的にコミュニケーションを取っています」

 

――今季の個人としての目標をお聞かせください。

 「自分の結果にとらわれすぎてもチームの結果と結びつかないので、チームの結果を優先したいと思います。自分の役割はホームランや打点よりも出塁で、打率が大事だと思っているので(数字の目標を設定するとしたら)去年の4割を越えたいと思います」

 

――チーム目標はいかがですか。

 「春は全日本でバント失敗して、バント処理をミスして負けていてみんな悔いが残っているので、この秋はリーグ戦優勝して明治神宮大会で優勝できるように頑張りたいと思います」

 

――カギになる試合はどの試合でしょうか。

 「春は空き週がなくて投手のやりくりがかつかつで両チーム回していましたが、秋は空き週が多く実力勝負になると思うので、選手層の厚い法大は警戒しています」

 

――リーグ戦に向けて意気込みをお願いします。

 「優勝するのはとても良かったので、最後に秋でもう一度優勝してみんなで笑って終わりたいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[西田舞衣子]