
(59)秋季リーグ開幕前インタビュー 髙山陽成

(この取材は8月24日に行われました)
髙山陽成投手(文4=作新学院)
――ラストシーズンが始まりますがいかがですか。
「春に優勝しましたが、自分なりに結果が良かったり悪かったりがあったので、そこを秋で取り返せるようにやっていきます」
――夏はどのようなことを練習されましたか。
「キャンプでは投げ込みが多かったです。帰ってきてからも、自分は後ろで投げることが多いので、登板間隔を空けずに投げるということをやっていました」
――今春から変えたところはありますか。
「春はリーグ戦中、厳しい連戦で、なかなか体と向き合う時間がなかったので、もう一度しっかり体づくりというか、体を見つめ直してトレーニングや食事をして、しっかり投げるということをしました」
――投球の時はどのようなことを意識していますか。
「今は二つ意識していて、力を入れるために力を抜くということと、軸足を意識しています。(メンタル面では)全日本の佛教大戦の時にメンタルの持ちようで自分で苦しんでしまうことがああったので、そこはもっと余裕をもって、次投げる球を後悔しないように、後悔しない選択をしようと思っています。どうしても弱気になったりマイナスなイメージを持ったりすると腕が振れなくなって四球になってしまうので、それだったらしっかり腕を振ってボールになった方が次に切り替えられるというメンタルでやっています」
――投手陣の中でのご自身の役割を教えてください。
「現時点では自分からは言わないのですが、自分が投手のお手本として真面目に練習に取り組んだり、腐ってしまっている後輩がいたら声を掛けてあげて一緒にやったりしています」
――リーグ戦への課題はありますか。
「3人で抑えるのが理想的な形だと思うので、3人で抑えられるように変化球のコントロールや真っすぐの質を求めてやっていきたいと思います」
――どの試合が今秋のカギになると考えていますか。
「慶應は雑なプレーが少なく、打撃も堅実にしっかりと振ってくるイメージがあるので、投手からしたら嫌な打者が多いという印象があります。立教も今年はいい選手が多く、春は立教戦で打たれたのでリベンジしたいです」
――ご自身は4年生からリーグ戦に出場されましたが、下級生に伝えたいことはございますか。
「何事も真面目にというか、死ぬ気でやればなんとかなると思うので、いろいろなことを考えて、いろいろ工夫して、自分の足でいろいろ行って、いろいろな経験をして、4年生になって活躍すればこれから先も野球を続ける道があるということをみんなに知ってもらいたいです」
――チーム目標と個人目標をお聞かせください。
「チームとしては春取れなかった日本一にもう一度挑戦していくことです。個人としては自分が投げる試合は1点も取られないという気持ちで投げられるように頑張ります」
――リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。
「日本一を取れるように、チームに貢献できるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[西田舞衣子]
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