(56)秋季リーグ開幕前インタビュー 上田希由翔

2022.09.07

(この取材は8月24日に行われました)


上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)

――夏はどのような練習を行ってきましたか。

 「打撃を修正して、ボールの見方や打席の中での存在感を意識した練習をしました。あとは秋のリーグは暑くて体重が落ちやすいので、体重を増やすことも意識しました」

 

――キャンプではどのような意識で練習をされましたか。

 「全体を通して打撃練習をする時間が長かったので打撃を直したり、食べる量を落とさないようにするということと、バテないようにするためにキャンプの中で食のトレーニングをしっかりました」

 

――オープン戦はどのようなことを意識して取り組んでいますか。

 「安打にこだわらずに自分でやろうと思っていることを打席内でやるようにしています。しかし単打しか出ていないので、長打を打てるような打撃をしていきたいです」

 

――この夏の練習で成長した点はございますか。

 「ボールの捉え方が良くなったのと、飛距離が伸びてきていると思います。オープン戦では調子が悪い中でも安打が出ていることには自信をもっていいと思いますし、教えてもらっている方にもスイングはよくできていると言われているので、そこは自信をもちたいです」

 

――チームとしてどのような勝ち方をすれば優勝できると考えていますか。

 「春から〝圧倒〟という言葉を出していて、他大学を圧倒していくということを自分たちはずっと言っています。正直春は実力的には飛びぬけているところはなかったし、どこが優勝してもおかしくない状況だったので、秋こそは圧倒して明治が単独トップになりたいです」

 

――警戒している相手はいらっしゃいますか。

 「慶大は自分が入学してから今年で初めて勝って、なかなか勝てていないので勝ちたいというのと、春は法大と立大にもだいぶ苦しめられたので簡単にはいかないとは思いますが、圧倒して勝ちたいです。投手では、立大の荘司(康誠投手)さんから1本も打てなかったので荘司さんを打てるような打者になりたいです」

 

――今季はどのようにチームに貢献したいですか。

 「春は自分と宗山(塁内野手・商2=広陵)がいい感じでかみ合って点を取れていて、秋は春よりも警戒されると思うので、それを2人で乗り越えたいです。今季も好機で回ってくると思うので、それをしっかり生かして自分が点をたくさん取りたいです」

 

――今季の目標を教えてください。

 「春に目標としていた打率4割5分、本塁打6本、打点20、盗塁3の中で盗塁しかクリアできなかったので秋もこの数字を目標にしたいです」

 

――4年生はラストシーズンとなります。

 「1年生の時からずっと尊敬している先輩たちで、村松(開人主将・情コミ4=静岡)さんや山田(陸人副将・法4=桐光学園)さんは1年生のときからずっとストイックで尊敬しているので、その人たちともう回優勝して日本一になりたいという気持ちがあります。そのために自分ができることを精いっぱいやりたいです」

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。

 「期間としてとても長いので、調子を落とさずむしろ上げていくということを目標としてしっかり気持ちを切らさず、目標の数字になるべく近づけるように、もしくは超せるようにという気持ちで個人としてはやっていきたいです。チームとしては春に優勝している分相手がさらに攻めてくると思うので、自分たちも負けないようにそれを打ち返せるくらいのチーム力でやっていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[佐藤あい]