(55)秋季リーグ開幕前インタビュー 直井宏路

2022.09.06

(この取材は8月24日に行われました)

 

直井宏路外野手(商2=桐光学園)

――夏の間を振り返っていかがですか。

 「春は体調管理不足で痩せてしまったので、まずは体重を増やすことを意識しています。技術的には盗塁(数)を増やしたくて、たくさん練習しました」

 

――高森キャンプはいかがでしたか。

 「過酷な環境で10日間かなりきつかったですが、成長できたかなと思います」

 

――体重に変化はございましたか。

 「夏は暑い中でも最近3キロくらい増えたので、ここからまた1キロ2キロくらい増やしたいなと思っています。どうせシーズンに入ったらまた減ってしまうので。痩せるとパフォーマンスも落ちてしまうので、そこは頑張りたいです」

 

――オープン戦では盗塁を多く試みているのが印象的です。

 「盗塁はやってきたことが出ているのかなと思います。盗塁(数)はもっと増やしたいので勇気をもって走っています。キャンプでも(田中武宏)監督からチーム全体でも走塁意識上げていこうという話があったのですが、その中でも自分は走らないといけないと思っています」

 

――春季リーグ戦後には「まずは守備をしっかりやりたい」と話されていましたが、それについてはいかがですか。

 「春はリーグ戦でも全日本(全日本大学選手権)でも捕殺チャンスで刺すことができませんでした。チームでも『外野手の送球の部分で負けた部分もある』という話があり責任を感じながら練習しています。送球はキャッチボールを大事にしてやってきたことで、精度がかなり上がっているかなと思います」

 

――自分の中で手応えをつかんでいる部分はございますか。

 「送球は全体的に良くなってきたかなと思います。もちろんまだまだですが。コンディションに影響されて日によって(良しあしの)差が大きいので、もっと安定して投げたいと思っています」

 

――自分のアピールポイントは何だと考えていますか。

 「盗塁ができるところと守備だと思います」

 

――優勝するために必要なことは何だと考えていますか。

 「まだあまりチームのこと考える余裕はないのですが、他の大学は明治を倒したいという気持ちでくると思うので、それを跳ね返すチーム力。あとはもちろん個々の力も大事なのでそれぞれが力を付けて、それが合わさればいいのかなと思います」

 

――4年生と野球ができる最後のシーズンということについてはいかがですか。

 「あと3ヶ月程度ですが2年間一緒にやってきて野球も野球以外もたくさんいろんなこと教えてもらいました。しっかりと最後一緒に野球ができるのを楽しみたいなと思います」

 

――特にお世話になっている4年生はいますか。

 「たくさんいますが、やはり山田(陸人内野手・法4=桐光学園)さんです。山田さんには数え切れないくらいのことを教えてもらったので、感謝しています。山田さんがいなかったら自分はここまで来れていないと思いますし、2年間、高校から考えるともっと長い間お世話になっているので。技術的にも精神的にも春は弱かったので秋は成長した姿を見せたいです」

 

――今季への意気込みをお願いします、

 「(開幕まで)あと少しなのでしっかりやれることをやって最高の状態で挑めればいいなかなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[伊藤香奈]