(43)春季リーグ戦後インタビュー 鈴木一真

2022.06.06

(この取材は6月1日にオンラインにて行われました)

 

鈴木一真主務(政経4=明大中野八王子)

――優勝した率直な感想をお願いします。

 「うれしかったです。やはり1年生の時から自分たちの代になったら優勝したいと思っていたのでとてもうれしいです」

 

――昨年度から主務をやってこられ今年度は2年目となります。

 「最初はしんどくはないですが、余裕が持てなかったです。チームにも4年生がいましたし、他大の関わる主務は全員4年生だったので、最初は少しやりにくいなと思う部分もありました。ですが、途中から自分なりに頑張ろうと思い、うまく頑張ってこれたかなと思います」

 

――1年目と2年目が違うことはございますか。

 「違うことはありません。3年生の時も責任は求められていました。ですが、より2年目だからこそ高いレベルを求めてできているなと思います。気持ち的には2年目の方がとても余裕です(笑)」

 

――今季は毎試合、選手と一緒にベンチに入られていました。

 「とてもベンチの雰囲気がいいなと思っています。去年もベンチ入らせてもらいましたが、去年は去年なりの雰囲気がありました。今年はまた違った色があり、そのような雰囲気だからこそ試合が劣勢でも負けている感じがなく、みんなが頑張ってつないで同点になったり粘り強い野球ができたと感じています」

 

――選手とマネジャーという立場だからこそできたことはございますか。

 「自分だから、一歩引いたところで見ることができ、客観的に見ているからこそ分かることがあると思っています。いろいろな人の意見も聞けるからこそ聞いたことを伝えたり伝えなかったりしています」

 

――今季優勝できた一番の要因はございますか。

 「チームの一体感と勝ちへの執着心のその二つに尽きると思います」

 

――〝頂戦〟というスローガンを考えたと伺いました。

 「2つ考えて、4年生に選んでもらいました。〝頂〟という字にとてもこだわりがあり、〝頂〟という字だけにするか、〝頂戦〟にするかをみんなと話し合いながら考えました」

 

――3年前の優勝と今年度の優勝で違いは感じますか。

 「3年前は1年生の時だったので、見えない部分もたくさんある中で、優勝させてもらったという印象が強かったです。ですが、今回は自分たちでいろいろなことを頑張ってきたからこそ思い入れは特に強いです」

 

――主務としてマネジャー陣を率いていく中で意識していることはございますか。

 「それぞれの学年でやってきたことは違いますが、求めるレベルは落とさないので、1年生だろうが2年生だろうが高いレベルを求めています。外から見れば、一人のマネジャーとういふうに見られるわけなので、その部分を意識しています。また『当事者たれ』というスローガンがあるように、全員が当事者意識を持ち、マネジャーだからということは関係なく、チームの一員なので、チームのことを考えながら行動しようということは意識しています」

 

――主務として大変なことはございますか。

 「全てチームのことに関わってくるので一個一個何か大きいことはないですし、全てに当たり前が求められます。そこら辺の部分に責任感もありつつはやりがいにはなっていると感じています」

 

――全日本に向けて意気込みをお願いします。

 「3年間ずっとマネジャーをやってきて経験などを全てぶつけて何か少しでも日本一に対して貢献していきたいと思っています」

 

――ありがとうございました。

 

[宮本果林]