
(39)春季リーグ戦後インタビュー 長南佳洋

(この取材は5月31日、オンラインにて行われました)
長南佳洋外野手(文4=八戸学院光星)
――リーグ戦全体を振り返っていかがですか。
「やはり優勝できたことはとてもうれしいです。その中で4年生を中心に勝てたという印象があります。村松(開人主将・情コミ4=静岡)が主将になった時から4年生全員でやっていこうと取り組んできたことが実ったのかなと思います」
――3年前に優勝した時との気持ちの違いはありますか。
「学生野球として最後の年でもあるので『死んでも勝つ』という言葉をみんなが言っていて、そう心の底から思えるのは4年生だからだと思います。自分たちの野球をやるためにしっかり準備していこうと日頃の練習からやってきたので、ベンチから『絶対大丈夫』とか『お前はやってきた』と裏付けをほめられて全員自信をもってプレーできて、そういった部分では準備段階から優勝に向けてやることができていました」
――優勝できた要因は何だと考えていますか。
「ベンチに入っている人、入っていない人関係なく、4年生が優勝したいという思いの強い代なので、4年生のまとまりがそういう結果につながったのかなと思います」
――外野手として出場した選手は多かったですが、やはり激戦なのでしょうか。
「リーグ戦は短期戦のようで長期戦なので、その都度調子のいい選手を使っていくのはチームとして必要なことです。層が厚いのもそうですが、誰が出ても大丈夫というチームの雰囲気があり、みんな準備できていたので、使っていただけたら自分たちのやるべきことを全うするという感じでした。十人十色でみんないいものを持っています」
――個人として掲げていたテーマはありますか。
「個人でというよりも、チーム全員でやろうと思った結果が勝ちにつながればいいということで、その1コマ、一部分でチームに貢献できればいいと最初から感じていました。特に自分がというのは考えずにプレーしています」
――後輩に声を掛けている姿が印象的でした。
「この明治大学で長く野球をやっているのが4年生なので、自信をつけさせるという意味でも緊張をほぐしてあげたいというが4年生の役割なのかなと思っています。試合に出ていなかったらプレーで引っ張ることはできないので、そういった部分で少しでもいいプレーができるようになればと思って声を掛けています」
――次は全日本大学選手権です。
「負けたら終わりと思って追い込んで気負ってしまうと変に自分たちを苦しめるだけなので、しっかりと今までやってきたことをおさらいして、自分たちの野球をどうやったらできるかを考えて準備していくことが一番の近道だと思います」
――チームとしての目標と個人としての目標をお聞かせください。
「チームとしては四冠を目指しているので、四冠と考えると落とせないものでもありますし、日本一を目指しているのでしっかりと一戦必勝で頑張ります。個人としてもリーグ戦と同様に誰が出ても勝つことが絶対条件という意識で、どの場面で出番が来てもしっかり自分の役割を全うできるようにしっかりと準備していければと思います
――意気込みをお願いします。
「応援してくれている人たちがたくさんいるので、日本一取ります!」
――ありがとうございました。
[西田舞衣子]
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