
(38)春季リーグ戦後インタビュー 蒔田稔

(この取材は6月1日オンラインにて行われました)
蒔田稔投手(商3=九州学院)
――立大とのカードは2試合で17回無失点の好投でした。
「立教のピッチャーも荘司だったので、1点勝負になるのは分かっていたのでその中でしっかり0点に抑えられたのは良かったと思います」
――最終戦の立大3回戦では10回を投げ抜きました。
「尻上がりに調子を上げていけて、初回とかはランナーを出してしまったのですが、守備がしっかり守ってくれてそれで自分も乗っていけたので、後半はきつさはなかったです」
――優勝が決まったときはどのような心境でしたか。
「流れはずっとこっちにきてたのでいつかは決まると思っていたのですが、まあやはり良かったです。嬉しかったです」
――今春を振り返っていかがですか。
「目標としていたのは最優秀防御率でそこは取ることができなかったのですが、ベストナインを取ることができて、そこは自信を持っていいとこだと思うのですが、無駄な失点も多かったなというのが自分の中ではあるので、そこは突き詰めていかないといけないと思います」
――昨秋はスタミナ面が課題とおっしゃっていました。
「気持ちの面が大事かなと思って、メンタル面とかをしっかりケアをできて61イニングくらい投げられたので、そこはうれしかったです」
――同期の村田賢一投手(商3=春日部共栄)の活躍についてはいかがですか。
「やはり自分で落としてしまったときとかは村田が勝ってくれて、自分にチャンスを与えてくれたので、そこはありがたかったし、お互い切磋琢磨できているかなという感じはあります」
――昨春のフレッシュリーグから大きく成長を遂げました。
「昨年度はリリーフとかで投げることが多かったのですが、今年度は第一先発でやらせていただいて、ずっと第一先発の座を奪われたくないとかチームに貢献したいという気持ちが自分の中にはあったので、そういう気持ちをずっと持ち続けられたのは良かった点だと思います」
――昨秋から変えたことなどはございますか。
「しっかり感情を出すというか、気迫は出すようにはしてました」
――ベンチでの立ち振る舞いも印象的でした。
「自分にしても村田にしても、中心となってやっていかないといけないというのは分かっていたので、自分が打たれた試合でもベンチで声出したりしようというのは意識していました」
――全日本に向けてどのような調整を行っていますか。
「一発勝負になってくるので、リーグ戦みたいに一回負けても取り返しがつくという感じではないので、一球に対しての重みを突き詰めて練習しています」
――全日本への意気込みをお願いします。
「絶対優勝します」
――ありがとうございました。
[野口優斗]
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