(36)春季リーグ戦後インタビュー 堀内祐我

2022.06.05

(この取材は5月28日にオンラインにて行われました)

 

堀内祐我内野手(文3=愛工大名電)

――立大3回戦を振り返っていかがですか。

 「前半はかなり苦しかったのですが、そこから粘って0ー0にできていれば体力では負ける気がせず粘り勝ちできると思っていたので、心に焦りなどはなかったです」

 

――サヨナラの場面は三塁にいらっしゃいましたが、どのような気持ちで見ていましたか。

 「『決めてほしいな』と思っていました。ランナーコーチにも『外野に飛んだらスタートを切れ』と言われていたので、蓑尾さんが打った瞬間に『行かないと』と思い走りました。ホームを踏んだ瞬間、一気に疲労がきてとても疲れました」

 

――優勝が決まった時の気持ちを教えてください。

 「『やっと終わった』という感じでした。優勝した実感はあまりなくて周りの雰囲気で『優勝したんだ』と感じていました」

 

――リーグ戦を振り返っていかがですか。

 「以前のリーグ戦に比べて勝ち点制なので長かったのですが、終わってみると『あっという間だったな』と感じています」

 

――今年度のチーム改革について教えてください。

 「去年まではチームの仕事である道具の片付けなどは毎年1年生がやっていてグラウンドに先に出てきて準備をしていました。それを今年は4年生がやるというシステムに変えて取り組みました。やはりチームの中心となる4年生が考えたことに3年生以下がくっついていけば全員が同じ方向に向かうので、いい方向にいくのではないかと思っていました」

 

――チームとしてMVPを決めるなら誰だと思いますか。

 「岡本伊織(内野手・商4=創志学園)さんだと思います。チームのために頑張ってくださっていたのでありがたかったです」

 

――無失策で終えたことについてはいかがですか。

 「去年から守備練習に力を入れてきた成果だと思います。『バッティングは何とかなる』と思っていたのですが、守備を頑張らないと試合に出ることは難しいと思ったので、守備練習を増やして今季のリーグ戦に挑みました。無失策というのは自分でも自信になりました」

 

――村松開人主将(情コミ4=静岡)からはどのような声を掛けられていましたか。

 「『頼むから周りに声掛けて引っ張ってくれ』と毎回言われていました(優勝が決まった後は)『よく頑張ったよくやってくれた』と言ってもらい、うれしかったです」

 

――打撃面を振り返っていかがですか。

 「自分の中では『もう少し打てたかな』という感じはあります。1試合1試合ごとでは修正できていたのですが、1試合の中で1、2打席目打てなくて3、4打席で修正するということができていなかったので、そこを修正することができればもう少しいい成績を残せたと思います」

 

――勝負所での一打も目立ちましたが、それについてはいかがですか。

 「元々『ここで打たないといけない』ってところでは打てる方だと思います。簡単ではないですが、これからも1打席1打席集中して打てたらいいかなと思います」

 

――全日本大学選手権大会に向けて修正点はございますか。

 「トーナメント制で一発勝負なので、その日調子が悪くて負けてしまったら意味がないです。なので、試合前や試合の序盤で調子が悪くても結果を出せるように準備したいと思います」

 

ーーありがとうございました。

 

[伊藤香奈]