
(32)春季リーグ戦後インタビュー 直井宏路

(この取材は5月30日にオンラインにて行われました)
直井宏路外野手(商2=桐光学園)
――立大3回戦を振り返っていかがですか。
「優勝決定戦だったので観客もとても多くて独特の雰囲気がありました。それでも主将からも『やることは変わらない』と言われていたので、自分のプレーをすることと最後に何とか結果を出したいなという強い気持ちで試合に入りました」
ーー個人としては2安打1四球1盗塁と内容も良かったと思いますが、いかがですか。
「やはりあそこまでいくと技術うんぬんというところではないと思うので、リーグ戦を通して(個人の結果は)良くなかったですが最後にもがけて良かったです」
――優勝が決まった時の気持ちを教えてください。
「『リーグ戦長かったな』と思い『やっと終わってくれた』という感じでした。ホッとしたという気持ちが大きかったです」
――優勝できた要因を一つ挙げるとしたら何だと考えていますか。
「4年生が中心となってやりやすい雰囲気をつくってくれたことだと思います。練習の仕事なども今年は4年生が多くやってくれていて、それに下級生が乗っかるという感じでした」
――チームとしてMVPを決めるなら誰だと思いますか。
「4年生全員だと思います。自分の結果はダメでしたが、常に声を掛けてくれてとてもやりやすかったので、本当に感謝しています。下級生みんなが感謝していると思います」
――個人としてリーグ戦を振り返っていかがですか。
「悔しさしかないです。『技術も体力も何もかも足りないな』と思いました。安定した宗(宗山塁内野手・商2=広陵)みたいな成績を残せるように、練習の質などさまざまなことを考えてやっていきたいなと思います」
――規定打席に到達したことについてはいかがですか。
「2年の春で規定打席に乗れたというのは、(個人の結果は)全くダメでしたがそこは自信を持っていいかなと思います」
――5盗塁はチームトップタイですが、それについてはいかがですか。
「少ないので、もっとしていきたいです。あまり走れる人も(チームに)いないと思いますし自分のタイプ的にももっと数を増やさないといけないので、そこは自覚を持ってやっていきたいです。立教戦のあの場面(10回表2死)で走れたのはかなり自信になったので、これからはさまざまなことを考えて練習していきたいです」
――四球12個もチームトップタイでした。
「それはうれしいです。特に自分とかは四球が大事だと思うので。長打を打てる打者ではなくどれだけ確率良く出塁できるかだと思うので、練習からその確率を上げていきたいです」
――慶大2回戦では大学入学後、初めてのベンチ外も経験されました。
「スタメンでプレーして試合に出ていると、とても余裕がない中でやっているなというのを感じました。『投手がこうだな』とか『野手もう少しポジション詰めた方がいいな』というのを客観的に見ることができました。かなり難しいことですがそのくらいの余裕を持ってプレーできれば結果もついてくるかなと思いました」
―ー高校の先輩でもある山田陸人内野手(法4=桐光学園)から何か言われたことはありますか。
「準備の大切さについてはかなり言ってもらっています。『何を取っても準備したもん勝ち』というのを言われていて、山田さんを見ていれば『本当にそうだな』と思っていて自分もあのようになりたいと思います」
――全日本大学選手権大会への意気込みをお願いします。
「自分が明治に来て全日本というのは初めてなので、日本一になるために自分の役割をしっかり全うしていきたいと思います」
ーーありがとうございました。
[伊藤香奈]
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