(31)立大戦事前インタビュー② 宮海土投手、池田陽佑投手

2022.05.20

(この取材は3月14日に行われました)

 

宮海土投手

――昨年度を振り返っていかがですか。

 「抑えをやらせていただいて、良い経験も悪い経験もさせていただくことで、さまざまな点で成長できたと思います」

 

――この冬取り組まれたことを教えてください。

 「昨年よりも一回りも二回りも大きくなれるように、自分が投げたら相手チームが諦めるくらいの圧倒的な投球ができるよう、全体的に成長しました」

 

――昨秋4位という結果についてはいかがですか。

 「昨年も一昨年も優勝を目指してやっていましたが、昨年は自分が4年間やってきた中でも一番本気で優勝を目指していたと思うので、その中で優勝できなかったとなると何位でも変わらないので、すごく悔しい結果だと感じています」

 

――4年生となられましたが今春の役割についていかがですか。

 「去年、一昨年は先輩におんぶに抱っこ状態で、支えていただきながら、自分が投げやすい環境をつくっていただいたのですが、今年は最上級生なので、逆に自分がその経験を経験の少ない投手に伝えて、自分が今までしてきていただいたことを下級生にしてあげられたらと思います」

 

――今春の目標をお願いします。

 「チームはリーグ戦優勝と日本一を目標に妥協なくやっているので、そこは必ず結果を出すつもりです。個人としては、自分が優勝のためにできるのは、抑えとして一番緊迫する8回や9回を完璧に抑えて、相手に一切流れを渡さない投球をするのが自分の役目だと思うので、全試合で圧倒的な投球をしたいと思います」

 

――侍ジャパン大学代表候補選手の強化合宿に参加されていました。

 「大学生の同年代のトップクラスの人たちが集まって、自分より上の人もいる中でトップクラスの人たちにさまざまな話を聞けたり、逆に自分の話をしたりして、自分の中で引き出しが増えたので、いい経験ができたと思います」

 

――明大の選手との交流はございましたか。

 「村松くん(開人主将・情コミ4=静岡)と帰りの飛行機で話したのと、蓑尾(海斗捕手・文4=日南学園)が、自分は人見知りで喋れないのですが、バスが隣で気さくに喋ってくれて、蓑尾くんとは結構お話ができたかなと思います。立教はどんな練習をしているのか、明治はどんな練習をしているのかなど、野球の話もしました」

 

――ご自身は大学最終年になりますがいかがですか。

 「4年間優勝できずに、今年こそはといって毎年優勝することができていなかったので、自分たちの代が歴史を変えるしかないという思いで練習をしているので、優勝は必ずするつもりで、強い気持ちを持ちたいと思います」

 

――ここまでの3年間はいかがでしたか。

 「1年次の秋にデビューして、本格的に投げたのは2年次の春からだったのですが、完璧に抑えられたリーグ戦というのはなくて、どこかで悔しい思いをずっとしていたリーグ戦ばかりだったので、いい経験はできたと思うのですが、やはり優勝して、笑ってよかったと思えた年がないので、悔しい3年間でした」

 

――今春の明大のイメージについてはいかがですか。

 「昨年もそうでしたが、今年は特に打者陣が強いという印象があります。足を使う攻撃もできますし、ヒットゾーンに飛ばすうまさもあると思うので、個人的には明大が一番気を使って投げるチームなので、警戒しています」

 

――対明大での相性についてはいかがですか。

 「結構打たれているイメージなので、明大からしたら得意と思われているのではないかと思っています。個人的には苦手です」

 

――意気込みをお願いします。

 「リーグ戦優勝と日本一を新チーム始動から目指しているので、残りの5大学には絶対に負けないつもりで、完全優勝をしたいなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

池田陽佑投手

――昨秋を振り返っていかがですか。

 「大事な試合で勝てなかったので、そこが自分の責任だと思っています」

 

――昨秋、立大は4位という結果でした。

「前半戦はすごくいい状態で出られて、勝てば優勝というところまできて負けてしまったので、良くはなかったシーズンでした」

 

――今春の役割についてはいかがですか。

「昨年と変わらず、勝たなければいけない試合は責任を持って投げて、勝つことが自分の役割だと思います」

 

――今春の目標を教えてください。

 「優勝です。それができているときは投手陣が勝てているときだと思うので、優勝したいです」

 

――具体的に目指す数字やタイトルはございますか。

 「最多勝、最優秀防御率どちらも狙っていきたいなと思います」

 

――上級生、エースという立場についてはいかがですか。

 「経験はあるので、その面ではみんなに伝えられることがあると思いますし、自分の役割をしっかり果たすことでエースの役割ができてくると思います」

 

――この冬強化した点はございますか。

 「体を強くすることと、動きを良くすることを強化しました。体重も増えすぎない程度に増やしました」

 

――今春の明大のイメージをお聞かせください。

 「昨季は足を絡めたチームですごく嫌で、今年もそれが残りつつ、打線もすごく良いので、打撃のチームかなと思っています」

 

――明大で警戒する打者はいらっしゃいますか。

 「同学年の上田くん(希由翔内野手・国際3=愛産大三河)が戦ってみてすごく良い打者だったので、気を付けて投げたいと思います」

 

――今春の意気込みをお願いします。

 「去年は惜しいところで負けたので、今年は良いところで必ず勝てるように頑張りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[栗村咲良]