(29)慶大戦 選手コメント②/東京六大学春季リーグ戦

2022.05.20

(この取材は5月14日~5月17日、電話にて行われました)

 

蒔田稔投手(商3=九州学院)

――慶大1回戦で、降板後に監督から何か言われたりしましたか。

 「やはり怒られたというか、しっかり責任持てよという話はされました。日曜日は投げなくて月曜日は自分が投げるはずだったのですが雨で流れて、その月曜日に投手コーチの西嶋コーチからもリーグ戦で投げる責任を持てというか、歴代の明治の先発した人の名前を挙げられて、それだけ責任があるんだぞという話をされました」

 

――3回戦の投球振り返ってみていかがですか。

 「月曜日に西嶋コーチから話をされて、自分の中で感じるものもあって、しっかりと気合いを入れていけました」

 

――立大戦への意気込みをお願いします。

 「1回戦で多分投げると思うので、流れを作って先勝して良い流れを持ってこれるように頑張ります」

 

村田賢一投手(商3=春日部共栄)

――慶大2回戦での自身の投球振り返って、いかがでしたか。

 「力勝負をやめて、低めに制球しようというところが成功したと思います。直球で押して、抑えられるバッターではないので、慶應は特にそれが割り切ってできました。ピンチの時でも力を抜いた投球というのができて、低めに集まったので、長打も捉えられた打球もそこまで打たれなかったと思います」

 

――2戦目は慶大から勝利。勝った時の心情を教えてください。

 「正直あまり勝つという意識はなくて、とにかく一人一人丁寧に抑えようという意識だったので、うれしかったというよりはようやく勝てたという感情でした」

 

――立大戦ではどのような投球をしたいと考えていますか。

 「とにかく低めに投げていきたいと思っています。慶應戦の投球をしていれば簡単に打たれることはないです。点はもしかしたら取られるかもしれないですが、そんなに荒れることはないので、それができるように頑張りたいと思います」

 

上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)

――3戦目は二塁打が2本出ました。

 「長打らしい長打ではないので、相手がどう思ってるかは分からないですが、プレッシャーを与えられるような打席をできたらいいと思います」

 

――打点王のタイトルを取りたい気持ちはございますか。

 「全くないです。タイトルが欲しい気持ちもありますが、別に自分がやれることをやって、運が良ければついてくるものだと思います」

 

――優勝に懸ける思いをお聞かせください。

 「ここまできたら優勝したいですし、なんといっても4年生が好きなんで、自分はその4年生と一緒に優勝したいので、本当に頑張りたいと思います」

 

堀内祐我内野手(文3=愛工大名電)

――「慶大戦は打撃で結果を残したい」とおっしゃっていましたが、それについてはいかがですか。

 「結果としてヒットは出ているのですが、内容はあまり良くないのでさらに一段階上げられたらいいかなと思います」

 

――慶大3回戦では好守備も多く見られました。

 「下(グラウンド)が濡れていたので打球が速くてかなりきつかったのですが、実力というよりかは根性で(球を)取っていました」

 

――ベンチの雰囲気がとてもいいと思うのですが、それについてはいかがですか。

 「それは岡本さん(伊織内野手・商4=創志学園)を中心に、ベンチをかなり盛り上げてくれているからだと思います。いい雰囲気で野球をやらせてもらっています」

 

宗山塁内野手(商2=広陵)

――慶大から勝ち点を取りました。

 「できれば最初から2戦で終わらせたかったです。負けてからスイッチが入った感じでした。やはりできることなら1戦目から勝つことがベストなので、慶應に久しぶりに勝てたのはいいことですが、自ら苦しい戦いに持ち込んでいるので1戦目から勝てるようにしたいと感じました」

 

――土曜日からは天王山を迎えます。今の心境を教えてください。

 「何をしてでも勝つ。どのような手を使ってでも勝つことが全てだと思います。内容としては理想の試合展開はありますが、どのような展開になったとしても勝ち切る。そこが全てです。全員で勝利だけを考えてやっていきたいです」

 

――4年生が良い雰囲気を作っている。そこに関してはどのように感じていますか。

 「4年生の方が1番先頭に立ってやりやすい環境を作ってくださっています。自分達はそれに乗っかっています。4年生のためにも勝ちたいですし、優勝したいという気持ちはあります」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]