
(27)慶大戦事前インタビュー② 増居翔太投手、廣瀬隆太内野手

(この取材は3月17日に行われました)
増居翔太投手
――3年間を振り返っていかがですか。
「ここまでリーグ戦にずっと登板することができ、途中で多少のケガはあったのですが、大きく離脱することなく、3年間やれてきたことはよかったと感じています」
――昨秋を振り返ってどのようなシーズンでしたか。
「コンディション不良と、よくない状態でした。ですが何とか粘り強く短い5、6回でしたが、試合を作るという意味では先発としての役割を果たすことができたことは収穫だったと思います」
――冬はどのような取り組みを行いましたか。
「まずはケガをしない体づくりというところをコンディションの部分で行いました。球数を減らすという部分では技術的に変化球の精度であったり、直球の精度であったりがあるのですが、そこを一つ一つ潰していく感じでやってきました。具体的には、やはり走り込みや、投手だったらトレーニングに加え、守備練習で足を動かしたりもしました。とにかく様々な方法で下半身を動かしていくというのをやってきました」
――今年度の明大の印象を教えてください。
「比較的昨年度から試合に出ている選手が残っていて、昨年度から足を使った機動力があり、シュアな打撃もあり、そういった打力を持った選手が残っているので昨年度同様に強く、厄介なチームだと思っています」
――今春の目標を教えてください。
「勝ち点制度に戻るので、しっかり勝ち点を取って優勝するのが目標だと思います。個人としてはまずは先発として試合を作り、勝ち点を取れるように、5勝を目指して頑張ります」
――リーグ戦に向けて意気込みをお願いします。
「昨年度とまた違うチーム状況の中で、リーグ戦入るまでも、リーグ戦中でも課題はあると思うのですが、とにかく最後勝ち切って優勝できるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
廣瀬隆太内野手
――入学時に描いていた理想像はどのような姿でしょうか。
「成績も右肩上がりでいくと思っていたのですが、やはりそんなに甘くはなく、昨年度は打率も残せなかったです。本塁打は打ててはいたのですが、まだまだだと思います。技術的に成長はしているとは思うのですが、1年次は運も良かったのに加え、1年生ならではの積極さというのもあったと思うので、結果を残せていたと思います。もう少し昨年度はいい成績を残したかったと思っています」
――昨秋を振り返ってどのようなシーズンでしたか。
「かなり苦しんだシーズンではありました。リーグ戦期間に大きく調子を落としてしまい、それでかなり成績を落としてしまいました。ただ、苦しい中でもリーグ戦終盤で自分のスイングが確立した感触があったので、それは収穫になりました」
――冬の期間はどのような取り組みを行いましたか。
「リーグ戦終盤で自分の打撃は確立されたので、そこから新しいことは特に行っていないです。そこの精度などに重点を置いて練習してきました」
――今年度の明大にはどのような印象がありますか。
「去年から出場している選手が多いので経験値が多いという印象があります。リーグ戦にも慣れていますし、足が速い選手も長打が打てる選手もバランス良くそろっていると思うので、非常に強いチームなのではないかと思っています」
――リーグ戦までもう少し時間はありますが、その期間で取り組んでいきたいことを教えてください。
「今のところまだ本塁打が出ていないことが課題としてあるので、スイングの軌道を見直していきながら微調整したいと思います。打撃練習で高い弾道を上げるように考えていけば、自ずと本塁打は出ると考えています」
――今春の目標を教えてください。
「チームとしてはリーグ優勝です。やはりくだらないミスをしない。自ら崩れないことと辛抱強く戦うことが大事だと思います。個人としては3割3本くらい打ちたいです。タイトルは二次的なものだと思っています。運や調子の部分が大きいので今のところは考えていないです」
――ありがとうございました。
[中村謙吾]
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