
(25)法大戦 選手コメント②/東京六大学春季リーグ戦

(この取材は5月10日~5月12日、電話にて行われました)
蒔田稔投手(商3=九州学院)
――法大3回戦はどのような気持ちで臨みましたか。
「集中力を切らさない。少しの気持ちの変化で点を取られてしまうので、常に集中力を維持することを意識して試合に入りました」
――初の完封勝利を収めました。自身の投球を振り返っていかがでしたか。
「4回に満塁の場面を2者連続三振で切ることができ、乗っていけました。そこで山場を抑えることができたので、最後まで投げ抜ける感覚が自分の中でありました」
――ここまで多くの投球数を刻んできていますが、疲れはいかがでしょうか。
「やはり体の疲れはあります。感じている部分もありますが、しっかり試合後のケアを行っています。ここまできたら気力なので、あと2カード勝ち切りたいです。まずは慶應に勝ち切ります」
村田賢一投手(商3=春日部共栄)
――法大4回戦では苦しみながらも勝利投手になりました。
「今まで援護がなかったぶん、本当にありがたかったです。その一言に尽きます。捕手の蓑尾(海斗捕手・文4=日南学園)さんが5回まで引っ張ってくれました。とにかく勝つことができて良かったです」
――次戦は慶大となります。
「やはり毎年強いので、1回勝つことができないと明大として負け越しも近づいてきてしまいます。とにかく勝利してここから慶應に対していい流れを作っていかなければならないと感じています。今後のためにも何としても勝ちたいです。ここ数年の悪い流れを断ち切ります」
上田希由翔内野手(総合3=愛産大三河)
――3回戦の第2打席、前の打者が申告敬遠された後の適時打についていかがですか。
「宗山(塁内野手・商2=広陵)の方が打っていますが、宗山よりも打ち取れると思われているのが少し悔しかったです。そこで返してやろうと最初は思ったのですが、やはり後ろにつなぐことがチームの特徴なので、後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました」
――3回戦では4番に座りました。
「どこかでくるとは思っていたので、4番だから気負うとは特に思わずに試合に臨みました」
――個人では打率ランキング2位、打点も稼ぎました。
「個人の成績も良ければいいですが、チームが優勝することが1番なので、自分はチームが勝てるように、チームのために活躍できるようになりたいと思っています」
堀内祐我内野手(文3=愛工大名電)
――法大4連戦を振り返っていかがですか。
「かなりしんどかったです。体的にもきつかったのですが勝たないといけないというプレッシャーなどもあり、ベンチに入っている人はベンチ外の人の分も背負って試合に出ているので、そういうのもあってかなりきつかったです」
――法大4回戦で放った決勝打についてはいかがですか。
「決勝打になりましたがその時の回(4回裏)の流れで打たせてもらったので、あまり自分が打ったという感じはないです(どういう意識で)絶対に打たないと『そろそろやばいな』と思って死ぬ気で打ちました」
――守備の際に何か意識していることはございますか。
「1歩目です。一球一球スタートを切るように心掛けてやっています。あまり守備が上手くなくて苦手だったのですが、毎日ノックを打ってもらい練習をしてきたのでその成果が少しずつ出ているかなと思います」
宗山
――法大1回戦では篠木投手から逆方向に2安打。どのような意識で打席に入りましたか。
「基本は真っ直ぐに振り負けないように意識をしました。高めは威力があり、あまり前に飛ばないと感じたので、低めの球を狙って打ちました。打った球は低めだったので狙い通り打てました」
――勝ち点3で単独首位に立ちました。
「4回戦の1勝はかなり大きいです。この先の戦いに向け、楽になる大きな1勝になりましたが、次の試合次の試合と臨んでいかなければならないです。今回の勝利でチームとしても成長できたと感じていますが、それを次戦に生かさないと意味がないので、この勝ちを次の慶應戦まで勢いを持っていけるようにがんばりたいです」
――慶大は昨年度から多くの経験がある投手陣です。
「良い投手は多くいますが、自分が1番大事です。自分がいかに平常心でいれるかどうかが重要になってくると思います」
――ありがとうございました。
[硬式野球部担当一同]
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