
(22)法大戦事前インタビュー① 齊藤大輝主将、村上喬一朗捕手

(この取材は3月2日に行われました)
齊藤大輝主将
――昨秋を振り返っていかがですか。
「なかなかチーム的には思うような結果がでなくて、非常に苦しいシーズンになったなと感じました」
――2季連続で二塁手のベストナインを獲得しました。
「自分のやることはきちんとやろうと思っていて、自分のバットでチームを勝たせてあげられたらなというのを常に考えていた結果だと思うのでベストナインを取れて良かったです」
――リーグ戦期間のチームの雰囲気はいかがでしたか。
「やはり勝てないとチームも乗れないので、その中でリーグ戦中は少し暗い部分もあったなというのは感じて、それを踏まえて今季は自分を筆頭に明るくチームをつくっているつもりなので春が楽しみです」
――昨秋において個人的な課題はありましたか。
「守備の部分で、それこそ明治戦のときの失策はとても自分の中では食らっている部分はあったので、冬は守備を課題にして一生懸命取り組んできました」
――主将に就かれた経緯はどのようなものでしょうか。
「監督やコーチ、学生コーチに『主将はお前しかいないだろ』という感じで就きました。それでも自分は小中高と主将をやっていて、みんなを引っ張って優勝したいなという気持ちもあったので主将になれて良かったとは思います」
――主将になっての変化はありますか。
「やはり人前で話す機会が増えたというか、自分の一言でチームも流れに乗るではないですけど、そういう影響力が大事なのかなというのはすごい感じますね」
――明大の印象はいかがですか。
「明治さんも法政に勝ちたいという気持ちがすごく強くて、自分たちも明治さんに勝ちたいと強く思うので、そういった面では自分が経験した中でも思い出に残るような試合ができたなと感じます」
――ご自身のここに注目してほしいプレーなどはありますか。
「自分の持ち味はバッティングなので、コンタクトの良さを見てほしいです」
――今季の目標をお願いします。
「自分たちは今、全勝優勝を目指して頑張っている最中なので、全勝優勝できるように頑張りたいなと思います」
――ありがとうございました。
村上喬一朗捕手
――昨季を振り返っていかがですか。
「投打がかみ合わないというか、ゼロで抑えても勝てなかったし、点を取っても点を取られるというのが多くあったと思います」
――変則的な日程で疲れなどはありましたか。
「なかなかそういったスケジュールでやることはないですし、中1日という試合があったので、その疲れという面は今まで経験したことのないような疲労を感じました」
――昨秋は正捕手の座をつかみ取りました。
「春の試合は途中出場1試合だけで、それから秋はいきなり出るという感じになりましたが自分の中ではずっと出るつもりで練習してきました。ですが今までやってきたことを最大限発揮できたかと言われればそうではないところがあるので、今春のリーグ戦は自分の力を最大限発揮できるように頑張れたらなと思います」
――昨秋において個人的な課題はありましたか。
「自分の中では盗塁を刺せなかったところが課題で、そこはこの冬にこれでもかというくらい練習したのであとはそれを発揮するだけかなと思います」
――明大の印象はいかがですか。
「明治と法政の試合は、白熱するというか意地と意地のぶつかり合いというのは聞いていたのですが、実際やってみてお互いの意地みたいなものも感じましたし、それは選手だけではなくてスタンドの雰囲気とかも含めてそういったところを感じました」
――捕手目線から明大打線はいかがですか。
「ファーストストライクのスイング率がすごい高いなというのを感じて、どんどん振ってくるなという印象を持ちましたね」
――リーグ戦を戦う上でチームのキーマンはどなたでしょうか。
「主将副将の幹部4人です。齊藤、海﨑(雄太内野手・法大)が内野、バッテリーで自分、宮﨑(秀太外野手・法大)が外野と、各ポジションごとに幹部が1人はいるという形なので、幹部が背中で示していくことができればリーグ戦はすごくいい方向に進むのではないかなと思います」
――ご自身のここに注目してほしいプレーなどはありますか。
「守備面で盗塁阻止もそうですが、投手をリードするといった点を取らせないところを注目して見てもらえたらなと思います」
――今季の意気込みをお願いします。
「オープン戦でも投打のかみ合いを意識してやっていて、チームスローガンである〝一心〟のもと、投手も野手もみんな一心になるということをやっているのでそういったところに期待してもらえたらなと思います」
――ありがとうございました。
[久保田瞬]
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