(21)早大戦 選手コメント②/東京六大学春季リーグ戦

2022.05.05

(この取材は4月27日〜5月3日、電話にて行われました)

 

上田希由翔内野手(総合3=愛産大三河)

――今年はベンチが明るい印象ですがいかがですか。

 「村松さん(開人主将・情コミ4=静岡)が試合に出れていないので、その分ベンチでサポートしてくださってそれがチーム的にも助かっている部分だと思うので本当に大きい存在だと感じます」

 

――ご自身は上級生になってベンチでの振る舞いは変えたりされましたか。

 「やはり上級生として引っ張っていかなくてはいけないので、その面で前より声を出す機会が増えて、チームをサポートする責任を強く持ってベンチで声を出しています」

 

蒔田稔投手(商3=九州学院)

――早大1回戦ではリーグ戦初完投でした。

 「最初は思うようにボールがいきませんでしたが、徐々に中盤以降指にボールがかかりはじめてストレートに強さが出てきたので、それで完投できたかなと思います。尻上がりに調子が上がってきていい感じになってきてたので、そこで『変わりたくないです』というのは伝えていました」

 

――早大3回戦、試合終了後には真っ先に村田賢一投手(商3=春日部共栄)のもとへ駆け寄っていました。

 「去年は自分と村田で落としてしまった試合があったので、ずっと試合中も『俺らで勝つぞ』みたいな話や声掛けはしていて、それでなんとか抑えてくれて、自分も先発としてある程度試合はつくれたので、去年負けた2人で勝てたというのが本当にうれしかったです」

 

――法大戦への意気込みをお願いします。

 「これから負けられない試合が続くと思うので、その中で、打線に勢いをつけられるようなピッチングをして、自分が1戦目で投げたら相手は多分篠木(法大)が投げてくるかもしれないので、篠木には絶対負けないようにしたいです」

 

村田投手

――早大3回戦振り返っていかがでしたか。

 「相手投手も1回戦と同じでしたが、修正してきていた中で野手陣がよく点を取ってくれたなと思っています。投手陣が2点に抑えたと褒められがちですが、3点取ってくれたのは大きかったです。連投というのはきついと分かっていましたし、もともとやる予定だったので、冬の練習の成果が出せたのでよかったなと思います」

 

――試合後は投手陣と抱き合っていました。

 「昨年度は早大にあんな負け方をしていて、それのリベンジではあったのでチームとして果たすことができてよかったですし、うれしい気持ちが出ました」

 

――法大戦ではどんな投球がしたいですか。

 「自分の持ち味は内角の直球なので、そこにしっかりと投げ込んで勝利を挙げたいと思います」

 

渡部慎之介投手(情コミ3=桐蔭学園)

――サイドスローに転向した経緯を教えてください。

 「チーム内に左ピッチャーが多い中で、試合に出られるようにしたかったからです。あとは上投げでそれほど球速が伸びなくて飽きてしまっていたので、サイドスローに変えました。キャッチボールで横から投げたら楽しかったので、サイドにしたら楽しそうだなと思って、12月くらいから少しずつサイドスローに転向しました。本格的にやり始めたのは今年の2月くらいです」

 

――早大2回戦での登板は振り返っていかがですか。

 「チームが点を取った後だったので少し緊張しましたが、いつも通りあまり焦らずに投げられました。変に気合いを入れてもあまり良くならないので、いつも通りを意識して投げました」

 

――法大戦に向けて意気込みをお願いします。

 「左キラーとして、左打者を切れるように頑張ります」

 

宗山塁内野手(商2=広陵)

――早大3回戦の本塁打を放った打席はどのような意識で入りましたか。

 「1打席目中飛で『打てなかったらやばいな』と思い打席に入りました。第2戦は結果として俺が打てずに負け、それ以外は打って勝っているので中軸が打たないと話にならない。そういう不安というか焦りがありました」

 

――本塁打の後も冷静な表情でした。

 「俺はどんな場面で打ったとしても普段通りです。その方が怖いと思います。相手からすると『何でこんなに打っているのに喜ばないんだ』と恐怖に感じると思います。自分以外が打った時はとても喜びます。これはかなり自分の中で貫いていることです」

 

――法大戦に向けてポイントを教えてください。

 「法大は投手が良いので、そこにどのように対応していけるかが大事だと思います。もっとチームとして強くならないといけないです。もちろん球が速い分難しくはありますが、こういう投手を打つことができないと、この先もやっていけないので、この2週間を大事に過ごして頑張ります」

 

直井宏路外野手(商2=桐光学園)

――早大1回戦ではバントを2回決めました。

 「バントはあまり得意ではないのですが、早大戦は僅差の試合になるなと思っていたので、前日に長南さん(佳洋外野手・文4=八戸学院光星)に教えてもらいながらバント練習をかなりやりました。そのため、ある程度自信を持ってできたと思います」

 

――早大3回戦を振り返っていかがですか。

 「まず絶対に勝ち点を取らなければならなかったので『とにかく勝とう』という気持ちで臨みました。個人としてはチームが勝てるように役割を全うできればって思っていたのですが、全く良くなかったです。かなり引きずりましたが、以前はチームが勝っても自分の成績が良くなかったらあまりうれしくないと思っていたのですが、この前は初めて自分は全くでしたが勝ててほっとしたという気持ちが大きくて、とてもうれしかったです。チーム優先、チーム第一という気持ちが出てきたのかなと思います」

 

――法大の印象はいかがですか。

 「勢いに乗らせたらかなり怖いという印象ですが、相手どうこうではなくしっかりと自分たちの野球をやっていきたいです」

 

瀨千皓外野手(営1=天理)

――早大2回戦でのダイビングキャッチはどのように振り返りますか。

 「守備はあまり自信がないので、捕れて良かったです。打球がドライブしていたのでやばいなと思って飛びました」

 

――早大3回戦の7回、安打から追加点につながりました。

 「なんとか自分がと思って打席に立ちました。対戦した投手が同学年で、前の対戦で三振に打ち取られていたので、そういうところでも気合いが入っていました。甲子園でも対戦していたのでかなり意識していました」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]