
(10)春季リーグ開幕前インタビュー 渡部翔太郎

(この取材は3月7日に行われました)
渡部翔太郎投手(総合4=千葉黎明)
――昨年度を振り返っていかがですか。
「昨年度は1年通して悔しいシーズンになったのですが、昨年度があったからこそ今とても頑張れていて、今年に懸ける思いも強いです。そう考えると、結果は出なかったですがいい1年でした」
――冬の間はどんな練習をされていましたか。
「リーグ戦が終わった後、どこが足りなかったのかを自分で考えて、そこからそれに沿って体力づくり、体づくりは欠かさず、フォーム面に重きを置いて取り組んでいました。フォームの中で右足が使えていなかったので、重点的に右足を使えるようなメニューを増やしました」
――投手陣は全体的に見ていかがですか。
「ずば抜けている人がいる訳ではないのですが、だからこそ投手陣全体で力を合わせる意識を持てているので、いい雰囲気でできていると思います」
――4年生として投手陣を率いる立場になられましたがいかがですか。
「癖のある人はいないので、まとめやすいです。練習の面では4年生3人で話し合ってできているので、技術の面でも、4年生3人が引っ張れば自然といい投手陣、チームになると思うので、頑張ります」
――主将副将が野手ですが投手でリーダー的存在はいらっしゃいますか。
「決めてはいないのですが、自分が一番リーグ戦で投げているので、中心になっています。あとは学生コーチと話し合ってメニューを組んだり、意思疎通はできているので、4年生みんなでいいものをつくろうと取り組んでいます」
――同期である4年生はどんな雰囲気ですか。
「今年は村松(開人主将・情コミ4=静岡)と陸人(山田内野手・法4=桐光学園)と蓑尾(海斗捕手・文4=日南学園)を中心にネガティブにならないようなチームをつくっていて、4年生を中心に発言に気を付けたり、下の学年に気を使われないチームを目指していて、4年生が積極的に動くことが大事だという考えを持った集団です」
――最高学年となり個人、チームとして目標はございますか。
「チームとしては日本一しか目指していないので、自分はそれに貢献できる投球をするだけです。自分の結果よりも、チームが勝てればいいと思っています。プロに行きたい思いもあるので、春季リーグ戦は頑張ります」
――ここまでの3年間はどんな3年間でしたか。
「下級生から使っていただいているので、指導者には感謝の気持ちがあります。3年間通して確実に人間性や技術は向上できているので、3年間の練習を発揮できるような集大成にしたいと思っています」
――現在の調子はいかがですか。
「コロナ禍で調整が遅れており、まだ不安な部分はありますが、準備の段階では順調にできていると思います」
――大学最後の春リーグに向けて意気込みをお願いします。
「4年生である自分たちが結果を出さないといけないと思うので、結果にこだわって戦いたいと思います」
――ありがとうございました。
[栗村咲良]
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