(9)春季リーグ開幕前インタビュー 上田希由翔

(この取材は3月7日に行われました)
上田希由翔内野手(国際3=愛産大三河)
――昨年度は全試合で4番出場でしたが、プレッシャーなどはありましたか。
「自分が与えられた場所だったので4番という打順に関して、プレッシャーはなかったです。しかし、一番にチームのためになれていたのかというプレッシャーや不安はありました」
――4番という打順にこだわりはありますか。
「特にありません。監督が望んだ場所なら、1番でもいいですし9番でもいいです。どんな場所でも自分は自分ができることをしたいです」
――この冬は新型コロナウイルスの影響で練習があまりできない期間もありましたが、どのようなことに取り組んでいましたか。
「長南佳洋(外野手・文4=八戸学院光星)さんに『逆にこの時期を良い方に捉えて、実践ができなくても野球のことだったりトレーニングのことだったり考えられることがある』という話を受けました。なので、野球に関して整理する時間ができ、知識が増えた気がします。サプリについて少し勉強をしたり、トレーニングやウエートについても2人で話し合ったりしていました」
――この冬、打撃で成長したことはありますか。
「スイングスピードが速くなった感覚があります。福王コーチにも『良くなっている』と言われているので、スイングスピードの向上は続けていきたいと思っています」
――練習をストイックに続けられる理由はありますか。
「とても心配性な性格なので、練習しなければ怖いなと思ってしまいます。妥協したい気持ちもあるのですが、やらなくてはと思ってしまいます。打てなくなったらどうしようなどリーグ戦の前だと特に思ってしまって練習しています」
――3年生になりました。どのような上級生になりたいですか。
「今までは下級生だけど後輩がいるという状況でしたが、上級生になり下級生の方が多くなって頼られるような人にはなりたいですし、信頼できる人になりたいと思います」
――今年度はどのようにチームに貢献していきたいですか。
「自分ができることを精いっぱいしたいです。日本一を取ることができれば、貢献できたと思えると思うので頑張っていきたいです」
――チームとしての目標と個人としての目標お願いします。
「チームとしての目標は日本一を取ることです。個人目標は打率4割5分、本塁打6本、打点20、盗塁3。ベストナインと大学日本代表に選ばれることです」
――目標を達成できる自信はございますか。
「このまま自信を持った状態を維持できたら達成できると思います。今までは不安要素がある中での試合だったのですが、今では打てるだろうと思いながら打席に入れていると思います。その気持ちを持ちつつ、かといって天狗になるわけではなく、そのような自信は必要だと思いながら、プレーしていくことができたらいい方向に行くと思っています」
――ありがとうございました。
[宮本果林]
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