
(3)春季リーグ開幕前インタビュー 瀨千皓

(この取材は3月7日に行われました)
瀨千皓外野手(営1=天理)
――高校野球を引退されてからはどのような練習をされていましたか。
「体をもう一回作り直そうと思い、体を大きくすることに取り組んでいました。体重を増やすこととウエートトレーニングを重点的に行なっていました」
――明大に進学した理由を教えてください。
「元々東京六大学野球に憧れを持っていました。その中でも明大には中学校のチームの先輩がいて、その先輩方と年に1回ほど会う機会があり、話している中で『行きたいな』と思ったからです」
――スカウトから注目されながらもプロ志望届を提出しなかった理由はございますか。
「最終的にはプロ野球選手になりたいのですが、高校の時の自分のレベルではまだまだだと思っていたので、大学でさらにレベルアップしてからプロ野球に挑みたいと思っていました。また、六大学で野球がしたいという気持ちの方が強かったです」
――大学での練習はいかがですか。
「3日ほど前からAチームに混ざらせていただいて、先輩方と一緒に練習させてもらっています。打撃に関してはバットが金属から木に変わっていて、そういう部分で分からないところがあれば自分から積極的に聞いて、アドバイスをもらうようにしています」
――特にお世話になっている先輩はいらっしゃいますか。
「練習で分からないところを聞いたりするのは山田陸人(法4=桐光学園)さんです。同じ右打者ですし自分とタイプも似ているかなと思い、さまざまなことを聞いています。始めは緊張していたのですが、今は山田さんの方から『大丈夫か?』と聞いてきてくださったり、どうしたら良いのかを教えてくださったりしてとてもありがたいです」
――高校の練習と大学の練習の違いは何かございますか。
「あまり変わらないです。天理高校の野球部は、中村良二監督から自分たちで考えてメニューを組むように指示があったり、自主練習も多かったので、自主練習が増えたことなどによるやりにくさはないです」
――アピールポイントは何かございますか。
「打撃は売りにしているので、そこを生かして大学野球もやっていきたいと思います。そこまで打撃センスはないと思っているのですが、フルスイングを大切にしているのでそこはブレることなく勝負していきたいです」
――大学4年間の目標を教えてください。
「自分の野球人生の中でまだ日本一というのを経験したことがないので、この大学4年間で何回でも日本一を経験できたらと思います。個人としては少しでも早く戦力になり、試合に出て活躍できるようにしたいです」
――ありがとうございました。
[伊藤香奈]
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