(70)秋季リーグ戦後インタビュー 植田理久都

2021.11.14

(この取材は10月31日に行われました)

植田理久都捕手(国際4=高松商)

――チームとして秋振り返ってみていかがですか。

 「引き分けが少し目立ったので、引き分けの試合で勝ち負けが決まるまでやっていたらどっちに転ぶか分からなかった状況でした。1点差をものにできなかったことを来年の課題にしてほしいです」

 

――個人として秋振り返ってみていかがですか。

 「前半戦はどうしても間に合わないと思っていたので後半しっかり頑張ろうと思っていました。試合には出られなくても副主将なのでやることはいっぱいあるのでチームのために何かできることはないかと考えていました」

 

――ベンチやスタンドで明大の試合を見ていた時の心境を教えてください。

 「自分のケア不足でこのような結果になってしまったので、もちろん悔しいのですが最後はみんなとベンチには入れたのでよかったです」

 

――今年度の明大はどのようなチームでしたか。

 「丸山(和郁主将・商4=前橋育英)がチームを引っ張ってくれて、丸の色に染まったというか、みんなが信頼しているからだと思うので、優勝はできなかったのですがすごくまとまったチームだったなと思います」

 

――大学入ってからの4年間振り返ってみていかがですか。

 「元々試合に出れると思って明大に入寮したわけではないので、たまたまチャンスが去年自分に回ってきて、つかむことができて試合にも出れたので、その影響があって社会人でも継続して野球ができることになりました。高校三年次に考えていたビジョンとは少し違うのですがまだ野球はできるということなので、やるからには上を目指してやっていきたいなと思います」

 

――今は社会人に向けて徐々に練習を再開している段階ですか。

 「この前引退したばっかりなのですが練習は自分でやっています。体のケアの方も継続してできているので社会人一年目が今はすごく楽しみです」

 

――副主将としての1年間振り返ってみていかがですか。

 「3年生のときは先輩に付いて行くだけだったので楽だったのですが、いざ4年生になり引っ張っていく立場になって大変さに気づきました」

 

――大学4年間で成長できた部分は何かありますか。

 「朝から晩まで例えばラジオ体操や掃除など同じ日々を送る大切さを明大で学びました。それを疎かにしていたら野球の結果も出ないと思うので、野球以外の大切さを学べました」

 

――大学4年間でやり残した後悔はありますか。

 「最後の秋は出られなかったので、体のケアについては後悔しています。今回ケガをしたことでケアの大切さを学んだので、股関節の可動域や肩は硬かったので肘に負担を懸けた結果ケガをしました。体のケアはこれまで以上に気を付けていきたいです」

 

――今後の目標をお願いします。

 「社会人のほうで都市対抗に出て、また自分が1年目でスタメンとして試合をつくっていけるように頑張っていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[久野稜太]