
(58)法大戦事前インタビュー① 三浦銀二主将、山下輝投手

(この取材は8月18日に行われました)
三浦銀二主将
――昨季を振り返っていかがですか。
「自分たちの野球ができない試合が多くて、とても歯がゆいシーズンでした。個人的には試合をつくれたことが多かったのは自信になったのですが、主将としてチームを勝たせる投球ができなかった試合があったのは反省点だったなと思います」
――夏の練習で重点的に取り組んでいたことはございますか。
「1試合投げ抜くための体力強化と、分かっていても打てないストレートを作り上げることです。そのために走り込みを増やすこともそうですし、ブルペンに多く入って(球を)多く投げるということも意識しています」
――夏の練習を通して手応えをつかんだことはございますか。
「ストレートが良くなることでオープン戦や紅白戦でもファウルや空振りをとれるようになってきているので、投球を自分の良い方に進めることができていると思います」
――ストレートにおいてこだわっている部分は何でしょうか。
「球速とかの数字に出るところもそうですが、ストレートが来ると分かっていても差し込まれるとか空振りさせるためのキレの部分を大事にしています」
――他の投手陣の存在は刺激になっていらっしゃいますか。
「自分が投げなくてもしっかりと抑えてくれる投手陣がそろっていて、自分も初回から全力でいけるのでとても頼もしいなと思っています」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「ようやくオープン戦で勝ちだすことができましたし、良くなってきていると思います」
――明大の印象はいかがですか。
「一人一人、気の抜けないバッターが多く、自分の中でも嫌だなと思う打者が多いです」
――今季の目標をお願いします。
「もちろん優勝することなのですが、まずは負けない野球をしっかりやろうと思っています。個人としてはやはり勝ち星もそうですが、打たれないという面で防御率は気にしていきたいです」
――ありがとうございました。
山下輝投手
――昨季を振り返っていかがですか。
「良い成績ではなかったです。あまり勝てなかったので、すごく悔しかったです。個人としても先発というのを初めて経験したのですが、試合をつくれなかったこともあったので、そこは悔しかったです」
――昨季で何か印象に残っている試合はございますか。
「明大2回戦です。ストレートで押し込むことができましたし、初めて完投したのでそこは良かったなと思います」
――春季リーグ戦を通して手応えを感じた部分はございますか。
「全試合先発できたことです。自分でもずっとやりたいと思っていたので、4年目にしてようやくできて良かったです」
――夏の練習で重点的に取り組んでいることはございますか。
「ランニングを増やして体力を付けるのと、投げ込みも今まであまりしていなかった分を取り入れたので、そこはプラスになってきているかなと思います」
――明大の印象はいかがですか。
「積極的に振ってくる打者が多いなと思います」
――明大の中で警戒している選手はいらっしゃいますか
「陶山(勇軌外野手・商4=常総学院)選手です。春に対戦した時に、バットに当てるのがうまいなと感じました」
――大学ラストシーズンになりますが、それについてはいかがですか。
「大学野球はこれで最後なので、やはり最後は笑って終われるようにしたいです」
――今季の目標をお願いします。
「春は見せることができなかったことを全部見せたいです。ストレートで押すのが自分の持ち味なので、どんどん押していって全勝したいと思っています。チームとしてはリーグ優勝して、日本一になれるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[伊藤香奈]
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