(56)早大戦 選手コメント野手編/東京六大学秋季リーグ戦

2021.10.22

(この取材は10月19日〜21日、電話にて行われました)

 

武藤俊学生コーチ(政経4=佼成学園)

――チームとしては早大戦での連敗をどう捉えていますか。

 「リーグ戦期間中なのでとりあえずは前向いて次やるしかなくて、チームはそういう方を向いている感じです。ただ、出た課題はしっかりとつぶしていかないといけないですし、9回に追い付かれて追い越されてというのが慶応の時と続けて2回目なので、そこの取り組みというのは通常から変えていかないといけないと思います」

 

――2回戦は8安打が出たものの完封負けという形になりました。

 「散発というか、散ってしまった8安打だったので、要所でフォークにやられたなと思います。2戦目に関しては、勝負のあやというか、西垣を完投させてしまったことに尽きると思います。西垣(早大)を完投させてしまう、うまい打順の巡りにさせてしまったというのが1番の敗因だと思いますね」

 

――立大戦でカギを握る選手を教えてください。

 「丸山(和郁主将・商4=前橋育英)だと思います。丸山に当たりが出始めたので、出塁したら打順が円滑に回るということと、丸山が守備に就いているということ自体もすごく大事なことだと思います」

 

西山虎太郎外野手(商3=履正社)

――1回戦のご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「前半に点差がついて、もう少しダメ押しで打てれば良かったなと思いました」

 

――次戦以降、大事になるポイントはどういったところでしょうか。

 「恐らく野手は打つと思います。投手に関しては立大、法大と4戦あるので、継投は大事になるかなと思います。投手には頑張って抑えてほしいです」

 

――次戦以降に向けて意気込みをお願いします。

 「バントや守備などできることをしっかりやっていきたいです。当たり前のことをしっかりやる。そうすれば立大に勝てると思います。凡事徹底です」

 

蓑尾海斗捕手(文3=日南学園)

――早大1回戦は9回に逆転されました。

 「2死を取って気を抜いていたというよりも、逆に慎重になり過ぎていました。もっと攻めなければいけないところで守りに入ってしまったので、そこを相手に攻められてしまいました」

 

――早大2回戦での安打についてお聞かせください。

 「今季ここまででストレートしか安打にしていなかったので、変化球が多めになってきていました。いつか打ってやろうと思って変化球を待っていたので、うまく逆方向に飛んでくれて良かったです」

 

――立大戦への意気込みをお願いします。

 「ここから4勝が優勝への絶対条件になってくるので何が何でも4勝して、少しでもチームに貢献できるように全力を尽くしたいと思います」

 

村松開人内野手(情コミ3=静岡)

――1回戦のご自身のプレーは振り返っていかがですか。

 「もう少し執念持ってプレーしたかったなと思います。守備でもバッティングでも、自分がやってはいけないプレーをしてしまっている気がします。竹田さん(祐投手・政経4=履正社)がピッチャーの時に蛭間(早大)の強い打球を自分が後ろに逸らして、記録はヒットになりましたが、絶対にあれは前に止めないといけない打球でした。あのようなところをもっと体で止めてやるのが自分のするべきプレーだと思うので、もっと執念を持ってやりたいなと思います」

 

――丸山主将が交代してからは外野にも声掛けをされていました。

 「丸さん(丸山)が今のチームの精神的支柱というか、やはりその存在はとても大きいと思います。丸さんがセンターにいるだけで外野の動きも内野の動きも全く違いますし。その丸さんが欠けたところを誰かがカバーして埋めないといけなくて、そこは3年生の自分が声を掛けるのが一番なので、そういう声掛けは大事にしようと思っています」

 

――立大の継投策にはどのような対策をされますか。

 「どのピッチャーに対しても自分のスイングができないと打てないと思うのでしっかり振れるように体の準備をすることと、ある程度情報があると思うので、そういう情報も踏まえながら、自分の中での対策を練って打席に入りたいと思います」

 

山田陸人内野手(法3=桐光学園)

――個人として2試合振り返っていかがですか。

 「個人としても勝負どころで打つことができなかったので反省です。今週は打ちます」

 

――雨で順延になりましたがどのような調整をされましたか。

 「ひたすらイメージトレーニングですね。自己暗示をして調整していました」

 

上田希由翔内野手(国際2=愛産大三河)

――昨季よりも好機の場面で打点を稼ぐ場面が多いですが、今季になり一番変えた部分はありますか。

  「個人の結果も必要ですが、チームが勝てば良いという気持ちで必死に取り組んでいたら、結果も付いてきていました。チームのためにという意識が以前に比べてとても強くなったと思います。個人の結果にこだわってた部分もあったのですが、それよりも4年生最後のシーズンなので、勝ちたいという気持ちが大きいです」

 

――立大戦への意気込みをお願いします。

  「他力本願になってしまうのですが、優勝の可能性はまだ無くなっておらず、負けてしまうと本当に優勝の可能性が無くなってしまうので、負けないようにほぼ4連戦になりますが、頑張りたいです」

 

宗山塁内野手(商1=広陵)

――早大2回戦を個人として振り返っていかがですか。

 「個人としても全く相手投手を捉えることができず、点を取れない投手でも1打席に1球は打てる球がくるのですが、そういう球を見逃したり、打ち損じたりしてしまいました」

 

――立大戦に向けてポイントを教えてください。

 「バランスが良いチームだと思っていて、自分たちが安打は出ているけれども点を取ることにつながっていないので、安打で出た走者をどのように返すかというのが重要だと思います」

 

――自身はいい打率を残していますが意識しますでしょうか。

 「1試合1試合自分も場面に応じた打撃をしている結果なのでそこは変えずにやっていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[硬式野球部担当一同]