
(36)秋季リーグ開幕前インタビュー 宗山塁

(この取材は9月8日に行われました)
宗山塁内野手(商1=広陵)
――春季リーグを振り返っていかがでしたか。
「結果的に3位で終わってしまって素直に悔しいです。この春にチームとして足りないところが出たと思うのでそこをそのままにせず、修正してチームとして、成長していくべきだと感じました。春季リーグは課題が見えたシーズンかなと思います」
――春季リーグを終えてからどのような練習を行いましたか。
「試合に出させてもらったのでそこで自分的に足りないと思ったところを意識しながら、できなかったところを重点的に意識して練習しました」
――春の課題では初球からフルスイングで振りにいくことを挙げられていました。その点はいかがですか。
「それは練習でいかに神宮の打席に立っているかをイメージしながら打撃練習の一球目が試合での初球とかにつながってくるので、当てにいって悔いの残る打席ではなく、強く振ってアウトになってもいいと割り切って一球目から強く振ることを意識しています」
――オープン戦で良かった点と悪かった点を教えてください。
「うまくいったのはやはり一球目から強く振ることで、昨季できなかったことなのでそれは改善されたと思いますが、強く振ることを意識し過ぎて、無駄な球に手を出してしまうことが増えたのでそれによって相手の投手を助けないようにまだ時間はあるので改善していきたいです」
――現在の調子はいかがでしょうか。
「やはり試合数が少ないので、多くの試合をして見えてくる自分の現在の状態というのもあるのですが、見えてきていないです。なので、より練習の一球をつなげていかなければならないと感じていて、まだまだ調子は上がりますし、まだまだ良くはないです」
――明大としてどのように戦えば優勝に近づくでしょうか。
「慶大が勝つ理由は一人一人のバッターの粘り強さや勝負強さなので、自分たちの方が昨季は打率も圧倒的に高かったですし、それでも3位だったのは慶大が好機で点が取れることが大きいので、それが今の明大であれば、多少打たれたとしても、それを上回る得点ができるチームになるので、勝てると思います」
――秋の目標を教えてください。
「個人的には全試合出場と勝負を決める場面や守備であれば、ここで点を取られたら負ける場面でいかに結果を残せるか、チームが勝つ方向に良い結果を出せるかというのを目標にしたいです」
――4年生とは最後のシーズンになります。4年生はどういった存在でしたか。
「入学した時は3歳年上なので、やはり大人だと感じていました。入ったばかりで分からないことだらけの中で4年生が一番理解していて、色々教えてくださったので、最後は4年生と勝って終わりたいです」
――秋季リーグに向けての意気込みをお願いします。
「秋季リーグはもちろん優勝目指して、このチームで戦う最後になるので、試合は当然ながら、試合前の練習でも悔いを残さずにやり切りたいです」
――ありがとうございました。
[中村謙吾]
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