(8)春季リーグ開幕前インタビュー 上田希由翔

(この取材は3月13日に行われました)
上田希由翔内野手(国際2=愛産大三河)
――昨年度1年間振り返ってみていかがですか。
「昨春は好機で代打で出させてもらって結果を出せなかったのですが、昨秋はなんとか満足いく結果ではなかったのですがそれなりにいい結果を残せたなと思います」
――昨秋打率3割4分4厘を記録しました。
「満足はしていません。打率だけ見たらいい方かもしれないのですが、内容で見たらリーグ戦が約2カ月あった中で最初は調子が良いと思っていました。ですが、後半になると自分のバッティングが崩れてきてなかなか好機でも普通の打席でも打つことができなかったのでうまく調整ができず、結果を残していくことができなかったと思います」
――この冬は特に意識して取り組みましたか。
「今年度は結構量を振ったので飛距離とかスイングスピードとかを少し意識していたので昨年度に比べたら良いのかなと思います」
――この冬に修正した点はございますか。
「蛭間拓哉選手(早大)に話を聞いて少し打撃を教えてもらいました。また、プロの選手を見ていてもトップの位置がとても大きい選手がいなかったので150キロとか速い球に対応できているのではと思い自分はどちらかというとトップが大きく速い球に対応できてなかったので、トップをコンパクトにしました」
――今年度から三塁に挑戦です。
「自分の幅を広げるという面では良かったと思いますが、まだ不安が残ります。ですが、どこのポジションを言われても自分のできることをやれるような準備や練習をしていきたいと思います」
――三塁手として今までになかった苦労などはございますか。
「一塁手は取ったらすぐアウトのような状況だったのですが、三塁手はそこから投げるので、送球の精度とかは今まで以上に気を付けないといけないなと感じています。自分は送球を今は大事にしています」
――学年が上がりました。改めて4番への思いはございますか。
「期待のされ方も違いますし、見られ方も違うのでその中でどうやってみんなの期待に応えられるかだと思います。ただ打っているだけでも良くないのでみんなが思う明治の4番になれるような打撃をしていきたいです」
――数字的な目標は何かありますか。
「最高で3割5分から4割を目指したいです。ですが打率よりもホームランにこだわって5本以上打てたら自分の中ではいい結果だと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「天皇杯を丸山さん(和郁主将・商4=前橋育英)に取らせてあげられるように自分たちはサポートしつつも試合に出たら自分たちがやらなくてはいけないので、しっかり活躍できるようにしたいです」
――ありがとうございました。
[宮本果林]
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