
(3)春季リーグ開幕前インタビュー 植田理久都

(この取材は3月13日に行われました)
植田理久都捕手(国際4=高松商)
――昨秋はほぼフルで出場して、疲労はたまっていましたか。
「今までに感じたことない頭痛でしたね。頭を使って捕手を務めていたので、頭がすごく痛かったです」
――規定打席に初めて達しました。
「規定打席は全く意識してなくて、打率もあまり意識していなかったです。ですが、秋はチャンスでかなり打てて、打点は8だったので、そこの数字だけはうれしかったです」
――チームとして昨秋を振り返っていかがですか。
「先輩方がベンチを温めてくれたので、それが今になってはすごいことだなと思っています。自分もリーグ戦だけでなく、オープン戦もベンチを温めていけるように盛り上げていきたいです」
――打率は2割8分1厘でした。
「満足はできていませんが、打点に関しては満足しています」
――自分は勝負強い打者だと思いますか。
「勝負強さはあるのではないかと思います。自分は持っているなと思います」
――大事な場面で打席が回ってくることに関してどのように考えますか。
「むしろランナーいる方が楽しんで打席に立っています」
――打撃の課題はございますか。
「ランナーがいないときは、あまり出塁ができていないので、ランナーがいなくても、しっかりランナーがいるくらいの気持ちで頑張ります」
――昨秋で印象的な試合はございますか。
「慶大1回戦で9回までリードしていたのにもかかわらず負けてしまったので、こういう試合に勝ってこそ、優勝があると思います」
――改めてどのような打撃をしたいですか。
「オープン戦では、1試合に必ず1本は安打を放つことを目標にしていて、それはリーグ戦でも継続したいです。あとは、自分の中でチャンスで打つことを大事にしているので、チャンスで回ってきたら絶対にヒットを打って打点を稼げるようにしたいです」
――これまでのオープン戦の結果はいかがですか。
「打率の面ではかなり満足しているのですが、長打がまだ1本しか出ていないんですよね。長打をもう少し打って二塁に進めばチャンス拡大なので、二塁までいけるような打撃をしたいです」
――冬はどのように取り組みましたか。
「素振りや、捕手としてのブロッキングやキャッチングを意識してやりました」
――今年度の投手陣を見てどのように思いますか。
「今年度、中心になるべき投手は、髙橋聖人投手(商4=小諸商)や竹田祐投手(政経4=履正社)です。今年度の春季リーグ戦は合計10試合なので、その2人がおそらく投げると思います。崩れないというか、投手がどれくらい粘るか。7回まで自分がしっかりリードして、後の投手を楽にさせたいです。枚数はいるのですが、しっかりした柱はいないので、後半の選手がどれくらい頑張ってくれるかがカギになると思います」
――今後への意気込みをお願いします。
「こんなコロナ禍でも球場に足を運んでくれる人はたくさんいると思うので、そのような人たちに『つまらない試合だったな』と帰らせるより、気持ちよく帰ってもらえるような試合をしたいです」
――ありがとうございました。
[久野稜太]
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