
(35)法大戦事前インタビュー③ 安本竜二内野手

(この取材は9月1日に行われたものです)
安本竜二内野手
――ご自身の最近の状態はいかがですか。
「開幕2週間を前にして、すごくいい感じに仕上がっているなと思います」
――今春の好調時と比べて、現在の調子はいかがですか。
「より進化を求めているので、あの時も良かったですけど、より良くなっているんじゃないかなと思います」
――夏は主にどのような練習に取り組まれていたのでしょうか。
「ジャパンも行かせてもらったので実践的なことが多くなる中でも基本的にノックの量だったり、バットの振る量だったりというのは落としたくなかったので、試合も多かったですけど並行して求めてやってたという感じです」
――今春は5試合連続で本塁打を放たれました。
「5本続いたんですけど5試合とも狙って打ったホームランではなかったので、そういった意味ではこのホームランは僕のスタイルだなと思いました」
――春のリーグ戦を通じて課題は見つかりましたか。
「ワンシーズンフルで出たのが初めてだったので、そういった意味では色々な経験ができました。それこそ疲労もそうですけど毎週2試合から3試合くらい試合があって次の週もあってというのがリーグ戦は続いていくので、そういった意味で調子を崩してもすぐ試合で調子を修正することが課題だと思います」
――明大にはどのような印象をお持ちですか。
「粘り強さですね。それこそ春優勝した試合は7-0でひっくり返されたので最後まで諦めない粘り強さがあるチームだなと思います」
――明大との2回戦では優勝を決められました。
「悔しさが強かったですね。初回6点とって、2回に僕が打って、7-0になった展開でみんな勝ったなというのがあったと思います。その中でひっくり返されたので、明治の粘りもさすがだなと思うんですけど、僕らもまだまだだなと春は感じたのでそういった意味では良い経験かなと思います」
――森下暢仁主将(政経4=大分商)の印象はいかがですか。
「コントロールも良いですし真っ直ぐは速いので球種も多くて、そういった意味ではしっかり狙いを絞っていかなきゃいけないなと思いました」
――内山竣外野手(商4=静岡)とは高校のチームメイトですが意識されたりしますか。
「そんな意識はしてないですけど、この前のオールスターで一緒になって、色んな話をしたりして高校の仲間っていうのは貴重なので、六大学で一緒にやれてるというだけで幸せなことだなと感じました」
――ラストシーズンになりますが、大学4年間を振り返ってみていかがですか。
「野球だけでいったら3年の秋までなかなか出れないことの方が多くてチャンスも何回かいただいたんですけど、つかみ切れなかった歯がゆい日々が続きました。4年春でやっと試合に出れて、試合に出ることの楽しさだったり感謝することだったりを感じた4年間だったと思います。また大学に入って本当に仲間に恵まれてるなと思います。この仲間とやれるのが最後になるのでやりきりたいなと思います」
――個人的に負けたくない選手はいらっしゃいますか。
「あんまりいないですけど、明大だったら春は森下から打てなかったので秋は打ちたいなと思います」
――最後のシーズンに向けて意気込みをお願いします。
「何を言おうと最後なので悔いを残さないように腹くくってやりたいなと思います」
――ありがとうございました。
[小畑知輝]
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