(23)秋リーグ開幕前インタビュー 森下暢仁主将

(この取材は9月5日に行われました)
森下暢仁主将(政経4=大分商)
――開幕まで1週間ですが、調子はいかがですか。
「とても良いと思います」
――夏は大学日本代表として活躍されました。
「自分自身もいろいろ成長できましたし、一番上の代で代表に選んでもらって先発を任されたので、そこはこの秋のリーグ戦に向けてというところでとても良い経験になったと思います」
――日米大学野球選手権ではMVPを獲得されました。
「いや、そんなに良くはなかったです。他にもMVPを取れる成績の選手はいたので。でも取れて良かったです」
――「世界一の投手になれた」と試合後のインタビューでおっしゃっていました。
「あれはなかったことにしてください(笑)」
――一番印象に残っている試合は。
「1戦目取らないといけないところで、勝てたのでその試合ですね」
――丸山和郁外野手(商2=前橋育英)も一緒に選出されました。
「一緒にプレーできたのは良かったですし、2年生で代表選ばれて、これからプレッシャーみたいなものもあると思いますけど、頑張って欲しいなと思います」
――刺激を受けた選手はいらっしゃいますか。
「やっぱり同級生はもちろん、下級生にも良い投手はたくさんいました。特に右ピッチャーからは刺激をもらいました」
――3年連続で大学代表に選ばれて、得たものや感じたことはありますか。
「本当に人とのつながりが増えて、それが一番大学野球をやっていて良かったなと思える瞬間です。自分も2年生から選ばれて、いろんな人と出会えたので、それが一番の財産かなと思います。本当にレベルの高いところで野球をやらせてもらっていく中で、いろんなつながりができるということは、野球を続けていく上でもそうですし、野球をやめた後でもその人たちとずっと連絡とったり、関係を持つことができると思うので、素晴らしいことだなと思います」
――8月末には高校代表との試合がありました。
「高校生には負けられないという思いがあって、知らないうちに点が入っていたんですけど(笑)。あのような場面でマウンドに立てて良い経験になりました。」
――高森キャンプはいかがでしたか。
「秋に向けてのトレーニングの大事な期間だと思っていて、やっぱり完封したいという思いがあったので、9回まで投げ切れるスタミナを、走ったり、トレーニングして付けてきました。チームとしてはやっぱり春が終わってやり切った感じがあったので、キャンプ中にみんなで話し合って『自分たちしか4冠はできない。その可能性に向かって挑戦しよう』という話をしました」
――秋にはドラフトも控えます。
「ドラフトはもうやらないといけないというか、自分が求めてきたところなので、また秋の結果も関わってくると思いますけど、自分がやるべきことをやれば選んでもらえると思うので、やるだけかなと思います」
――最後に意気込みをお願いします。
「春に結果を残せたのはチームがまとまったからこそだと思うので、秋もまた団結して、自分自身のプレーもしっかりできるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[楠大輝]
| ◆森下 昨季・通算成績◆ | ||||||||||
| 試合 | 勝利 | 敗戦 | 打者 | 投球回 | 安打 | 四死球 | 三振 | 自責点 | 防御率 | |
| 昨季 | 8 | 4 | 1 | 207 | 53 1/3 | 39 | 13 | 63 | 12 | 2.03 |
| 通算 | 35 | 13 | 9 | 850 | 210 1/3 | 172 | 65 | 202 | 65 | 2.78 |
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