(42)法大戦事前インタビュー⑤ 毛利選手、鈴木選手

2018.05.24
(42)法大戦事前インタビュー⑤ 毛利選手、鈴木選手
 最終カードは明法戦だ。互いに春季リーグ戦の最終節で法大は現在5位の相手。両大学ともこのままでは終われない。明大は1敗でもすれば優勝は消滅するだけに、連勝で勝ち点を目指す。今回は青木監督と選手9人にお話を伺った。

(この取材は3月22日に行われたものです)

毛利元哉選手
――昨秋を振り返っていかがですか。

 「初めてリーグ戦に出場して最初はすごい緊張したのですが、試合に出し続けてもらうことで緊張がほぐれたというか、勝つために一生懸命プレーしているのを実感することかできたリーグ戦でした」

――ご自身が残した数字についてはどう思われていますか。
 「結構自分の中では打ってたり守備でもいい感じでできていたのですが、結局三振が一番足を引っ張ってしまっているので70点くらいですかね。本塁打を2本も打てると思っていなかったので、正直うれしかったです」

――明大の印象を教えてください。
 「明大は秋にやって思ったのが自分と同い年の添田(真海内野手・法3=作新学院)がめちゃくちゃいいバッターだなと感じました。投手だとやっぱり森下(暢仁投手・政経3=大分商)ですね。高校でもジャパン代表ですし同い年なので対戦は楽しみですね」

――今季のご自身の役割はどうお考えですか。
 「監督からもクリーンアップを打てるようにと言われているので、チームにとって勝負強い選手にならねばならないと思っていますね。試合を決める一打を打てるような選手になりたいなと思います」

――最後に意気込みをお願いします。
 「打率は3割5分、去年は2本だったのでホームランは3本打ちたいなと思います。あとは監督から走れと言われているので、盗塁も記録したいです。自分の中では意欲的に走塁には取り組んできたのでいけるのではないのかなと思っています。勝負強いバッティングで試合を決める一打を見てほしいです」

――ありがとうございました。

鈴木昭汰選手インタビュー
――昨季がリーグ戦初登板となりました。

「投げる前は程よい緊張があったんですけど、投げてからはそこまで緊張しませんでした。六大学は高校時代は上位打線を打っていたような人がそろってるので、簡単には抑えられないと思いました。」

――被安打が増えた要因は何だと思われますか。
 「初めて感じるレベルだったというのと、真っすぐが打たれてしまっていました。高校時代にできたことができなかったです」

――現在課題と感じているところはどこですか。
 「左投手で、すごい速いボールを投げれるわけではないで、より速く見せるための真っすぐのキレを追求していきたいです」

――そのためにどのような練習を行っていますか。
 「この冬で体重のアップとフォームの見直しをしました。立ち投げだったので下半身に力を伝えて投げられるようにしました。真っすぐの質は秋よりは良くなりました」

――第2先発への意欲はありますか。
 「監督が決めることですけど、先発の方が試合をつくりやすいですし、投げやすさもあるのでやっぱり先発で投げたいです。(他の投手にライバル意識は)他の投手が抑えたら危機感持ちますし、持ち味を発揮していると俺ももっと頑張んなきゃという気持ちになります」

――明大には和田慎吾外野手(商3=常総学院)や清水風馬捕手(商2=常総学院)と同校(常総学院高)の出身者も在籍していますが、意識はされていますか。
 「意識はしてないですけど対戦はしてみたいと思います。打ち取れる自信ありますと言って打たれたら嫌なので(笑)、どうやって抑えるかというシナリオは描いてます」

――今季の意気込みをお願いします。
 「しっかりチーム一丸となって自分もやることをやって、できれば第2先発という形で投げたいです。同期でも活躍してる選手はいますしそういう選手に負けたくないので、しっかり頑張っていきたいです」

――ありがとうございました。

[丸山拓郎・三ツ橋和希]