(41)法大戦事前インタビュー④ 中山選手、相馬選手

2018.05.24
(41)法大戦事前インタビュー④ 中山選手、相馬選手
 最終カードは明法戦だ。互いに春季リーグ戦の最終節で法大は現在5位の相手。両大学ともこのままでは終われない。明大は1敗でもすれば優勝は消滅するだけに、連勝で勝ち点を目指す。今回は青木監督と選手9人にお話を伺った。

(この取材は3月22日に行われたものです)

中山翔太選手
――昨季の活躍を振り返って感想をお願いします。

 「50点ぐらいです。本塁打と打点をもっと増やせたと思います」

――本塁打を増やすためにどのような練習を行っていますか。
 「打球の角度を付ける練習をしています。練習の時にボールの下にバットを入れることを意識しています」

――今季から三塁手の練習もされています。
 「秋終わってからずっと練習してます。(青木監督から言われて)はい。他のチームの選手の状況を見て、いろいろなポジションを守れた方がいいということだったので」

――ウエートの練習はどれぐらいされていますか。
 「下半身の内側を重点的にやっています。」

――食事面にも気を遣っているとお聞きしました。
 「タンパク質を多めに摂って、炭水化物と脂質のバランスを自分で考えながら摂っています」

――打撃フォームの改善はされましたか。
 「無駄をなくすためにシンプルにしました。追い込まれても当てにいかずに全部フルスイングしにいけるようにしました」

――副将としてどのように向山基生主将を支えていきますか。
 「(向山選手も)しんどいと思うので、僕が視野を広くしてやっていきたいです」

――ドラフトも近づいていますが、意識はされていますか。
 「チームのために打ったりするのが結果的にそっちにつながるので、まずはチームのために結果を出そうと思います」

――ラストイヤーとなる今年の意気込みをお願いします。
 「絶対に優勝するという気持ちが以前よりも強くなりました。すごく期待されてるのは分かるので応えられるようにしたいです」

――ありがとうございました。

相馬優人選手
――昨季を振り返っていかがですか。

 「一言で言うと情けないシーズンでしたね。守備が売りで使っていただいていたのですが、4エラーしたり打率も2割台だったりとチームに貢献できていませんでした」

――それでも打撃ではコンスタントに安打を放っていました。
 「やりながらも常にどこかおかしいな、しっくりこないなという感じでした。ボールもあまり見られていなくて、シーズン通してフォアボールの数も少ないですし。僕の後ろにはランナーを返せるバッターがいるので、塁に出ることを考えて安打に加えて四球も選んでいけたらなと思います」

――このオフの取り組みを教えてください。
 「この冬は体重を増やすことをに取り組みました。去年の秋が終わった時点で60キロだったのが71キロまで上がりました。スイングが速くなりましたし、打球の速さも増したので成果は出ているのではないかなと思います」

――秋には高校の後輩の石毛力斗投手(文2=健大高崎)との対戦もありました。
 「春も早く対戦したいですね。秋は1打席だけ立ってセカンドゴロだったので、次は打ちたいなと思います。向こうからも次は抑えますよと言われているので、負けないようにしたいですね」

――他にも明大投手陣で印象に残った選手はいましたか。
 「入江(大生投手・政経2=作新学院)ですかね。打席に立っていてすごくいいボールを投げてるなと感じました。対戦が楽しみですし、打ってやりたいですね」

――最後に今季の意気込みをお願いします。
 「自分の結果もそうなのですが、まずは優勝をしたいのでそこのためにやれることをやって結果を出していけばベストナインも取れると思うので、優勝してベストナインを取れればなと思います。守備とここぞというところでの勝負強さを見てほしいなと思います」

――ありがとうございました。

[三ツ橋和希・丸山拓郎]