
(40)法大戦事前インタビュー③ 菅野選手、小林選手

(この取材は3月22日に行われたものです)
菅野秀哉選手
――昨シーズンを振り返ってどうでしたか。
「東大に負けてしんどいシーズンだったのですが、負けてからはしっかりと立ち直ることができたのでそこは良かったのかなと思います」
――秋に見つけた課題はありましたか。
「失投がかなり多くあったので、そのボールをいかに少なくして最少失点で抑えられるかが大事になってくるのかなと感じました」
――オフの取り組みを教えてください。
「ストレートの質を高めたり、新しい変化球を覚えたりしました。空振りを取れるストレートになってきているかなと。変化球も低めに決まれば三振も取れるようになるので、形としてはいい感じになっています」
――今年は投手責任者を務めることになりました。
「自分はあまり選手に何かを言うタイプではないのですが、プレーで引っ張っていけるように。神宮で一番投げている投手ですし、そういう経験をしっかりと教えていければいいのかなと思っています」
――その立場からご覧になって楽しみな投手はいますか。
「森田(駿哉)ですね。最後の年ですし、ケガで自分が納得できるシーズンというのはまだないと思うので、この4年目のシーズンでしっかりと結果を残してくれるのではないかなと思います」
――青木久典監督も今年で就任4年目です。
「監督には自分が1年生の頃から使っていただいていて、そこは自分が一番経験しているので、自分がしっかりと抑えて勝って恩返しができればなというふうには思います」
――最後に今季の意気込みをお願いします。
「5勝して防御率0点台というのを目標にしているので、そこを目指して頑張っていきたいと思います。プレーとしては自分がしっかりと抑えていければ野手はしっかりと打ってくれると思うので、気迫のあるピッチングをしていきたいです。今まではあまり気持ちを見せずに投げてきていたので、今年は気迫を出してマウンドで気合のある投球をしたいと思っています」
――ありがとうございました。
小林満平選手
――昨シーズンの振り返りをお願いします。
「初戦の明大戦を落としてしまったことがやっぱり優勝争いをできなかった最初の要因だと思いますし、春も秋も初戦のカードを取れていないので今年は初戦のカードに一番力を入れて頑張りたいと思います」
――個人では打率4割で盗塁7個を記録されました。
「最初の明大戦とかは出れてなくてチャンスが回ってきたら絶対結果を出せる自信はあったので、それなりには良かったと思います」
――冬は何を課題にして取り組まれましたか。
「二塁をずっとやりたかったので、二塁の基礎練習から中継練習までこの4年間の中では一番守備練習をしたのかなと思います。ミスはないんですけど打球判断、状況判断という面で課題があるのでそこはオープン戦で修正したいと思います」
――オープン戦ではどのようなことを意識されてますか。
「今年は細かい野球をして相手を攻めていくというのをチームとして掲げていて打順も1番から9番まで打てる選手がそろっていますし、そういうバントやエンドランで相手を崩していく野球、崩していくために攻撃パターンというのを確立しようとチームで取り組んでいます」
――今年の明大にどのようなイメージを持っていますか。
「打線の軸は逢澤(崚介外野手・文4=関西)と渡辺(佳明内野手・政経4=横浜)だと思っています。それに高瀬(雄大内野手・営4=長崎西)とかいいバッターがそろっているので前評判だったら明大が一番、手ごわいのではないかと思います」
――明大との試合で意識することはありますか。
「2年生の頃は明大との試合は相性が良く、結果も出せたのですが去年は全然結果を出せてません。日程的にも最終カードになると思うので優勝争いできたらなと思います」
――最後に春季リーグ戦への意気込みをお願いします。
「(個人)ホームラン3本と10打点、チームに貢献できるようなバッティングができたらいいと思っています。(チーム)10勝で完全優勝がいいですけど優勝できればどんな形でもいいので一つ一つ、トーナメントを戦うような意識でやっていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[丸山拓郎・坂田和徳]
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