(39)法大戦事前インタビュー② 鎌倉選手、川口選手

2018.05.23
(39)法大戦事前インタビュー② 鎌倉選手、川口選手
 最終カードは明法戦だ。互いに春季リーグ戦の最終節で法大は現在5位の相手。両大学ともこのままでは終われない。明大は1敗でもすれば優勝は消滅するだけに、連勝で勝ち点を目指す。今回は青木監督と選手9人にお話を伺った。

(この取材は3月22日に行われたものです)

鎌倉航選手
――昨シーズンの振り返りをお願いします。

 「バッテリーがしっかりしてればもっと勝てる試合は多かったのかなというのが率直な感想です。(個人)自分がヒットを打ったとかではなくてチームを勝たせるのがキャッチャーの仕事ですし、去年は守備の方でのミスが多かったのでそこは冬場意識して練習してきたつもりです」

――冬の間には何を課題に取り組まれましたか。
 「ショートバウンドのストップであったり、セカンド送球であったり、やっぱりそういった部分ができてからコミュニケーションだと思うので基礎的なところはすごくやりました」

――キャッチャーのポジション争いも激しいと思います。
 「自分が試合に出て勝てればベストですけど自分の調子もありますし、監督の意向とかメンバーの組み方もあると思うのでやっぱり一番は自分が試合に出ることと、自分が試合に出ていなくてもしっかり後ろでサポートできるようにそういう選手になりたいと思います」

――他の捕手と違う部分はありますか。
 「コミュニケーションであったり、配球という部分は高校の時から時間を割いてきたつもりなので、そういうゲームメークという部分では他の選手よりも長けてると思います。(コミュニケーションでの工夫)人それぞれ性格は違いますし、声の掛け方や、タイミング。後はピンチの時の球の選び方という部分では普段の私生活やグラウンドからコミュニケーションを取るようにしています」

――期待されている投手はいらっしゃいますか。
 「森田(駿哉)には4年生ですし頑張ってもらいたいと思います」

――今年の明大のイメージはどうでしょうか。
 「打線として経験のある選手が多くてまとまりのあるチームですし、一丸となってくると思うので渡辺(佳明内野手・政経4=横浜)であったり、逢澤(崚介外野手・文4=関西)などの中心選手は打たせたらチームが乗ってくると思うのでしっかり抑えていきたいとおもいます」

――最後に意気込みをお願いします。
 「僕らが入ってまだ優勝していないのでどんな形であれ優勝できればなと思います」

――ありがとうございました。

川口凌選手
――昨シーズンの振り返りをお願いします。

 「優勝を目標にしていたので優勝できなかったことは悔しいです」

――打率は3割を記録したいとおっしゃっていましたが。
 「そうですね。シーズンを通しても試合に出れなかったですし、3割を超えられなかったのでそこがやはり課題なのかなと思います」

――冬の間は何を課題に取り組まれましたか。
 「バッティングフォームとか試行錯誤しながらやってきました。今の時期になってこういう感じにすればいいんだなということが分かったので、固めていければと思います」

――オープン戦を戦ってチームの状態は。
 「こういうことはやっていこうという部分は少しずつ意識が高まってできるようになっています。あとは誰が出ても変わらない戦力にしたいです。(こういうこととは)走塁面での先を狙う意識であったり、守備でのランダウンプレーとかコンビネーションプレーなどの細かい部分を突き詰めていかなきゃいけないと思います」

――川口選手から見て存在感を示してきた選手はいますか。
 「吉岡(郁哉)は下級生の頃からめちゃくちゃバッティングが良かったので、やっと力が出てきたなという感じです」

――今季の明大の印象をお聞かせください。
 「明大も何だかんだリーグ戦に出てた選手が多いと思うので、そういう意味ではうちと似てるなと思います」

――やはり意識されるのは渡辺佳明内野手(政経4=横浜)でしょうか。
 「意識というわけではないんですけど(笑)。やっぱり同級生なので負けたくないというのはありますし、高校で一緒にやってたのに大学では違うチームでやるのは不思議な感じですね。楽しみにしています(笑)」

――最後に意気込みをお願いします。
 「(個人)タイトルが取れればチームにとってもプラスになることなんで個人としてはタイトルで、チームとしてはもちろん優勝目指して頑張りたいと思います」

――ありがとうございました。

 [坂田和徳]