(37)東京六大学野球春季リーグ戦 慶大戦瓦版配布のお知らせ

2018.05.18
(37)東京六大学野球春季リーグ戦 慶大戦瓦版配布のお知らせ
 春の天王山を迎える。4カード目の相手は昨秋王者の慶大。今春も圧倒的な勝負強さで首位に立っている。第5週終了時点で、投手陣はチーム防御率リーグ1位、野手陣は明大に次ぐチーム打率リーグ2位と抜け目ない。優勝戦線に残るためには慶大に連勝し、勝ち点を奪取したいところだ。

超・重量打線
 強力打線の勢いはとどまるところを知らない。今年の明大の象徴といえば、その攻撃力。前試合の立大3回戦のスタメンは現在全員3割超え、チーム合計の93安打、56得点は早くも昨春の記録を抜いている。抜け目ない打線でひときわ目を引くのが森下智之内野手(文4=米子東)だ。開幕から3試合はわずか1安打と振るわなかったが、早大2回戦からは復調。そこから毎試合のように複数安打を放ち、打率はリーグ2位の4割4分4厘をマークしている。上位打線と下位打線のつなぎ役として森下智の存在が不可欠だ。また中軸を任される渡辺佳明内野手(政経4=横浜)、逢澤崚介外野手(文4=関西)、越智達矢外野手(営4=丹原)の勝負強さは健在。ここぞという場面での一打は、仲間にとっては頼もしく、相手にとっては脅威となっている。

対・投手王国
 強力打線に慶大投手陣が立ちはだかる。今春は主に菊地恭志郎、髙橋亮吾の2人が先発を務めている。菊地は法大2回戦で昨春以来となる先発のマウンドに上がり勝ち星を挙げた。昨秋防御率10点台と不調だった右腕の復活はチームにも勢いを与えている。髙橋亮はリーグ通算4勝の右腕。現在、防御率リーグ2位に位置しており、好調といえるだろう。他にも今春6試合に登板している髙橋佑樹や昨秋3勝の関根智輝、抑えとして登板し、まだ無失点の石井雄也、今春はまだ登板機会がないが昨秋防御率トップの佐藤宏樹も控えるなど投手層が厚い。〝攻〟の明大か。〝守〟の慶大か。優勝の行方を左右する好カードから目が離せない。

カギ握る先制点
 〝先行逃げ切り〟のスタイルを確立しつつある。ここまで3カード、8試合を戦ってきた中で、先制点を挙げた試合は6試合。そのうち5試合に勝利しており、先制したときの勝率は8割を超える。今春は相手より先に点を取ることで、試合を優位に進めてきた。さらに初回に点数を挙げたのは5試合で、早大3回戦では5点、立大2回戦では4点を先取するなど大量得点で試合を決定づけることができる。正念場の慶大戦も先制点を取り、勝ち点もつかみたい。

[桐山雄希]

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分

こちらの瓦版は以下の日程で配布します。ぜひ手に取ってご覧ください! 部数に限りがありますのでお早めに!
5月19日 10時半~11時 神宮球場正門前
5月20日 13時~13時半 神宮球場正門前
※なお、明大が第2試合の場合は、第1試合の7回裏終了頃から配布を開始します。第1試合の試合状況により時間が前後しますので、あらかじめご了承ください。