(1)頼れる主砲・江川隆文

1999.01.01
(1)頼れる主砲・江川隆文
 連載第1回となる今回紹介するのは、明大の4番としてチームをけん引してきた副将・江川隆文(法4)。主に一塁手として試合に出場し、6月14日に行われた全日本大学選手権予選会では本戦出場を決める一打を放つなど、常に打線の核として、そして精神的支柱としてチームを支えてきた。大学生活最後となる今年、江川はどのような思いで本戦に臨むのか、そして江川の野球に対する思いとは。頼れる主砲に話を伺った。

――まず、自分のプレースタイルについて教えてください。
江川 見てほしいのは打撃、勝負を決める打者。チャンスが来たら必ず走者を返す、残塁しないことを心掛けている。

――野球に対する思いを教えてください。
江川 野球は昔から大好きで楽しいからやっている。休みの日も草野球とかで野球に携わっているし。今年は最後だから今までで一番全力で頑張っている。

――硬式野球との違いについてどう思っていますか?
江川 硬式より皆仲が良いのではないかと思う。(練習や試合など)選手だけでやることが多いので楽しい。厳しさや真剣さの中に楽しさがある。

――準硬式野球の面白さを教えてください。
江川 レベルが高い。それにすごくうまい選手や初心者みたいな選手までたくさんいるけど、皆で話してやるから一生の友達が作れる。上下関係も、オンとオフをしっかり切り換えて仲良くやれる。(試合中の)ヤジが楽しい。六大だと知っている選手同士だから気心が知れている。明るいヤジが魅力。他大との仲が良いのもある。

江川
大舞台での活躍に期待が懸かる江川

――最後に、全日本大学選手権への意気込みをお願いします。
江川 チームとして個人として全国に明治と江川の名をとどろかせたい。良いところで打って活躍したい。

 「全国に明治と江川の名をとどろかせたい」。この言葉は明大の4番をはる男として、本当に頼もしい限りだ。全日本大学選手権でもその豪打を炸裂させ、チームを優勝に導くとともに、江川の名を全国に知らしめることは間違いないだろう。

◆江川隆文 えがわたかふみ 法4 明大中野八王子高出 183cm・78kg

【次回予告】
 次回の選手紹介は三塁手の柿木佑太(商4)です!お楽しみに!!

◆8・26~31 第61回全日本大学準硬式野球選手権大会◆
日程 対戦相手 試合会場 試合開始時刻
8・27 1回戦
北海道教育大釧路校
みどりの森佐賀県営球場
14:00
8・28 2回戦
関西学大
みどりの森佐賀県営球場
13:00