土壇場で痛恨の逆転負け 優勝の夢消える1敗/東京六大学春季リーグ戦

硬式野球 2021.05.22

 勝利の女神は明大にほほ笑まなかった。明大は2点のリードを許すも、8回裏に怒涛(どとう)の3連打で逆転に成功する。しかし、その後9回表から登板した渡部翔太郎投手(総合3=千葉黎明)が逆転となる適時二塁打を許し、惜敗。41回目の優勝は秋へとお預けになった。

 


(明)竹田、●渡部翔、髙橋―横山、蓑尾

(立)池田陽、栗尾、○宮、野口―黒岩、片山

【安】(明)8(立)6

【二】(明)宗山(8回)(立)太田(9回)

(明)◇犠打2 村松(1回)、山田陸(2回) ◇併殺0 ◇残塁4 ◇盗塁1 村松(3回) ◇失策1


 終盤の粘りを生かし切れなかった。2点ビハインドで迎えた8回表、竹田祐投手(政経4=履正社)が気迫の投球で立大打線を三者凡退で抑える。その投球に応えるように裏の攻撃。先頭の山田陸人内野手(法3=桐光学園)と続く宗山塁内野手(商1=広陵)がチャンスメークし無死二、三塁の好機を演出。その後の代打攻勢が振るわず二死になってしまうも、ここで今季絶好調の上位打線に打席が回ってくる。打率ランキングトップを独走する陶山勇軌外野手(商4=常総学院)の適時打を皮切りに、村松開人内野手(情コミ3=静岡)、丸山和郁主将(商4=前橋育英)にも適時打が飛び出し、逆転に成功。スタンドは明大の勝利を確信する雰囲気だった。

 

 しかし、勝利目前に大きな壁が立ちはだかる。9回表、渡部翔が先頭打者に安打を許すと、その後四球が絡み二死一、二塁のピンチ。緊迫した場面で迎えるは太田(立大)。あと1球まで追い込んだものの、痛烈な打球は右翼手の頭を超え、逆転の適時二塁打となってしまう。なんとしてでも巻き返したい明大だったが、三者凡退に抑えられ試合終了。あとアウト一つ、あとストライク一つで勝利は消え去った。

 

 紫合戦の初戦を落とした明大。今回の敗北で優勝の可能性は消滅した。だがリーグ戦はまだ終わっていない。一つでも上の順位で終えられるように全力で戦い、最終戦を勝利で飾り、明大野球の底力を見せつけたい。

 

[中村謙吾]




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