村田好投! 2連勝で決勝に駒を進める/東京六大学秋季フレッシュトーナメント

硬式野球 2020.11.11

 第1日の早大戦で勝利し、そのまま勢いに乗りたい今試合の相手は今春王者・法大。先発・村田賢一投手(商1=春日部共栄)は7回途中無失点の好投を見せる。打っては5回表に先制点を挙げると、6回表には4番・小池悠平捕手(営2=前橋育英)の適時打などで4点を追加。投打がかみ合い見事な勝利を収めた。



(明)○村田、鈴木涼、石川、蒔田―小池悠

(法)●武冨、一栁、扇谷、石田―村上喬

【安】(明)7(法)5

【二】(明)加藤(2回)

(明)◇犠打4 山﨑(4回)、堀内2(5、6回)、岡本(5回) ◇併殺2 ◇残塁11 ◇盗塁0 ◇失策0


    投打に力の差を見せつけた。先発を任されたのは、今秋でも好投を見せた期待のルーキー・村田。初回は走者を背負いながらも、力強い直球で相手打線をねじ伏せ、上々の立ち上がりを見せる。一方、相手先発・武冨(法大)も走者を背負いながらも巧みな投球で明大打線を翻弄(ほんろう)。試合序盤は両者譲らぬ展開が続く。 

 試合が動いたのは5回表。相手の失策が続き、一死満塁から岡本伊織内野手(商2=創志学園)が犠飛を放ち1点を先制。さらに、6回表には原田竜聖外野手(政経2=日本航空石川)、小池が適時打を放つなど、打者一巡の猛攻で4点を追加した。打線の援護に村田も応え、ルーキーらしからぬ圧巻の投球で相手打線を寄せ付けず。その後も、投手4人で無失点のバトンをつなぎ、完封勝利を遂げた。

 

 決勝の相手は陸の王者・慶大。今秋は1敗1分と悔しい結果に終わり次戦は来季のためにも負けられない一戦となる。若き猪軍団の力を見せつけ、頂点をつかみたい。

 

[宮本果林]


https://lp.unlim.team/cp-big6/2020/autumn/


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