明スポ的他大学分析!(1)立大編

硬式野球 2020.05.25

 弊部記者が全5回にわたり、他大学の戦力分析をお届けする。第1回は立大。昨年度までの絶対的エース・田中誠也選手(現大阪ガス)が卒業し、投手陣の活躍が勝負のカギを握る。


チームの命運を握る中川


 まず中心となるのは中川だろう。1年次より経験豊富で、現役投手最多となる通算49試合の登板数を誇る。先発、救援も幅広くこなす器用さも兼ね備える。特徴は下手投げより放たれる独特な球筋だ。今季のエース候補である中川の活躍に、立大の命運が懸かっていると言っても過言ではない。


復活の舞台に挑む川端健

 

 第2先発が予想されるのは川端健。最速148キロの直球が持ち味だ。1年次春には7試合に登板し防御率1.93を記録したが、昨年度は春秋通じてわずか2試合の登板に終わった。三浦(法大)や徳山(早大)など、共にU-18日本代表で活躍した選手は、チームの中心選手となっている。川端健にも同様の活躍が期待される。

 

立大のプリンス的存在である山田


 打線の核は山田だ。超大型ルーキーとして期待された昨年度は春秋ともに打率3割超え。持ち前の長打力に加え、高いミート力も光った。さらにルックスでも多くのファンを魅了してきた。六大学のスター選手となる日は遠くない。

 昨春開幕戦で4番を務めた中嶋にも注意が必要だ。昨春は早大のエース・早川から本塁打を放ち、持ち前のパンチ力を見せつけた。佼成学園高時代から打撃センスが光っていた中嶋。最終学年の大ブレークも十分に可能性がある。


本塁打王候補の三井


 外野手では三井の長打力に気を付けたい。現役選手最多となる6本の本塁打を放っている三井。豪快なフルスイングは見る人を魅了する。昨秋の明大1回戦で伊勢大夢選手(令2営卒・現横浜DeNAベイスターズ)から放ったバックスクリーンへの本塁打は、明大ファンに痛烈な記憶を残しただろう。今季本塁打王の筆頭だ。


 ルーキーでも期待の選手が多く加入した。中でも注目なのが西川だ。名門・智辯和歌山高の遊撃手の座を高校1年夏から守り抜いた名手。黒川史陽選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、東妻純平選手(横浜DeNAベイスターズ)と共に5季連続甲子園出場の偉業を成し遂げた。持ち前の守備力で、神宮でも下級生からの活躍を見せるか。

 

 今季の立大は投打ともにバランス良く戦力が整っている。2017年春には全日本大学選手権で優勝したが、直近の3季は低迷が続く。全国制覇を経験している現4年生が中心となり、覇権奪回を目指す。

 

[小畑知輝]


<選手たちの接点表>


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