2部門で1位を獲得! 総合3位で全日本に弾み/関東学生大会

少林寺拳法 2018.05.04
 2組が頂点に立った。男女段外の部に出場した久保舞奈(政経2=明大明治)・鈴木雄大(法3=明大中野)組、女子三段以上の部に出場した田中綾(政経1=清瀬)・谷口藍梨(政経3=神島)組が本番で実力を発揮し1位に。総合では3位となり、チーム力の高さを示した。

 うれしい想定外だ。午前に行われた予選をグループ2位で通過した久保・鈴木組。「予選で心が折れた」と予想より低い結果に下級生の久保が焦りの色を見せた。しかし「逆境で勝ってこそ明治だ」と鈴木。同大会で優勝経験を持つ鈴木が、下級生の久保を奮い立たせた。本選では伸び伸びとした演武を披露し、結果は1位。思いも寄らない好成績に笑みがこぼれた。
 最高段位の部門である女子三段以上の部も予想以上の結果となった。今大会前に足を故障してしまった谷口。激しい練習をできないまま本番を迎えた。一抹の不安を抱えつつも、積み重ねてきた正確さと力強さで自分たちの演武をやり切った。「勝てたのが奇跡みたい」(谷口)と、ルーキーの田中と優勝を喜んだ。

 狙うは全日本学生連覇だ。明大は基本に忠実な演武が魅力。しかし、総合優勝を獲得した早大の突き蹴りのスピードとキレには及ばなかった。「全日本の時には出場者全員が入賞、最優秀を取れるように一からやり直したい」(金親優希主将・政経4=桜林)。今大会での経験を胸に刻み、再スタートを切った。

[桐山雄希]

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